事件概要:2024年10月20日、自民党鹿児島県連の森山裕会長が辞意を一転し続投を決定。参院選の敗北を受けて県連は後任案を検討していたが、混乱の中、地域支部や県議団からの続投要請が相次ぎ、結局「体制の維持」が優先された格好だ。森山氏は2010年から同職を務めており、続投は今回が2度目。後継候補として挙がった三反園訓氏は今年1月に自民党へ入党したばかりで、県連内の波紋を招いた。
結果、県議団などからは安堵の声が聞かれた一方、一部県議からは「茶番」との批判もあり、体制の不安や次期選挙への懸念が浮き彫りとなった。
コメント:今回の自民党鹿児島県連の人事問題は、制度的な欠陥を露呈している。森山会長の続投は「安定のため」という一見正当な理由に基づいているが、その背景には深刻な後継者不足がある。これは個人の能力に依存する政治文化が招いた結果だと言える。この依存構造が続けば、地域組織の活性化や透明性ある議論は一向に進展せず、さらに不信感を増幅させるだろう。根本的な改革として、まず①後継者育成に向けた計画的な人材発掘、②各層から代表者を選出できる民主的な内部規約制定、③長期在任を防ぐ任期制導入を即座に検討するべきだ。地域住民の信頼が失われつつある今は、安易な続投ではなく、真に実効性のある再建策が必要だ。
依存から脱却し、組織の未来を守るか、それとも停滞を選ぶか。この選択が地域政治の質を決定づける。
ネットからのコメント
1、以前として古い体質のまま。これでは鹿児島県も九州では福岡県に追い付くことも出来ず、自民党と一緒に時代に取り残されて行くだろうなぁ~。実際、インバウンドも少ないし、県連会長は中華民国のパイプを活用して鹿児島県の経済効果を上げてるのですかね?本当に県民が何時気付くのだろう?。次回の選挙が楽しみですね!!
2、結局、自民党は、衆議院選挙、都議選、参議院選挙から何も学習しなかったんですね。国民の声を聴いたけど無視したのか、聴こうとしなかったのか、聴く必要ないと考えたのか等は分からないけど、、。ひとつ確かなことは、自民党は国民の声や判断等より、自民党が与党であり続けるためには、自分が自自民党の中でポジションを持ち続けるには、議員であり続けるには、といった自己保身、利権を優先する党であり、政治であるということが明白にされたこと。
3、こんな事をするのが、自民党から離れるってのがわからないんだよね。例えになるかわからないけど、私の地域の町内会も80過ぎのお方が昔の考えのまま進めるから、町内会離れが起きるし、規約も随分昔のまま。
どこの集団も時代が変わってる事を認識してない。
4、”幹事長代行や代理に「降格」”みたいな話まで出ていて、これを奇策と呼ぶ者もいるらしいが、それは「姑息」というのが適当。歳も年なんだし、農政族のドンのくせにまともな農政ができなかったのだから引退させてやれば良いんだよ。これでは「晩節を汚す」見本になってしまう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c3cbffb6a0661933b8562b1caafc4283c3177715,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]