広陵高校は、夏の甲子園2回戦の前に、暴力事案を理由に出場を辞退した。その後、8月21日に中井哲之監督の退任と、新しく松本健吾氏が監督に就任することを発表。この背景には、部員間での暴力や学校側の対応がSNSで批判される事態があり、誹謗中傷や脅迫により辞退を決定した。しかし、広陵高校は1、2年生への調査で問題がないと確認し、秋季広島大会には出場することを表明。
この対応に対し、ネット上では「監督交代のタイミングが遅すぎる」「形式的な対応ではないか」と学校側の対応に疑念が巻き起こっている。
学校側の対応は非常に問題があると言わざるを得ません。まず、暴力事案の存在を公表せず、緊急対応を怠ったことで、関係者が誹謗中傷や脅迫にさらされたこと自体が非常に異常です。その背後には、学校が問題を隠蔽しようとした疑いも浮上します。監督交代や部長の交代という表面的な対応だけで信頼回復を期待するのは軽薄です。もっと根本的な解決策が求められます。まず学校内部における透明性の向上が最優先事項です。次に、不正行為への迅速かつ徹底した調査と報告体制を確立すべきです。そして、生徒全員が安心してスポーツを楽しめる環境の整備、そのためのコミュニケーションの強化も必要です。今回の事件は、広陵高校の信頼を大きく損ないました。
秋季大会の決定は形式的であり、問題解決に至ったとは言い難い状況です。形式的な対応では無く、本当に意味のある変化と価値観の改革が求められています。
ネットからのコメント
1、あまりにも当然の遅すぎる判断。むしろ広陵の堀校長の辞任も同時に発表するべきだった。加えて中井監督は引責辞任だということを明確にして、今後中井監督を広陵野球部に関与させないということも必要だと思う。おそらく中井監督に忖度しながら一旦身を引いてもらい、けど実際には院政で野球部に口を出しながら、ほとぼりが覚めたら監督に復帰するというのが既定路線なんだろうな。中井監督が監督を辞任して終わりではなく、広陵は中井監督の被害者生徒への暴言や口止め等の有無を徹底的に調査して、必要であれば追加での処分をするべきだと思う。
2、廃部とまでは言いませんが、現一年生卒業までは新入部員の受け入れは自粛し、完全にリセットが必要じゃないでしょうか?150人以上いれば寮もまとまらなくなるのなら、部員数も管理できる人数にコントロールが必要でしょう。
3、来春に進学予定の生徒さんや親御さんが、一連の流れを見てどう判断するのか。
野球部はともかく学校としての判断に納得して入試に挑むなら、それもよし。納得できなければ、進路を変えるもよし。まだ少しは考える時間がありますので。
4、今回の出来事が検証されてその結果を踏まえて監督の交代や秋季大会出場が決まったのなら分かるが何も新たなことが明らかになっていない、公表されていない状況で処分、対策が発表されるのはよくわからない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d1067111ff53e3bd3c96852ba7935f903011f056,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]