終戦から80年を迎えた8月15日、多くの特番が放送される中で『真相報道バンキシャ!特別編』にて、お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志は核問題について意義深い発言を行った。田中は広島県出身者としての視点から、世界には推定1万2342発の核弾頭が存在することを知り、その音に驚嘆。「唯一の被爆国として日本が核を保持すると、他国の核保有増加にも繋がり終末時計が進む」と警鐘を鳴らした。
この発言に多くの称賛が寄せられ、核武装論に対する議論が再び活発化している。
田中さんの発言は、非常に重要な警告を含んでいます。核武装が安全保障を強化するという意見がありますが、それは短期的な視点に過ぎません。被爆国日本が率先して核を持つ道を選ぶことで、国際的な非核の声が弱まる危険性があります。リスクの拡大を回避するために、日本は非核の旗を掲げ続け、国際社会と協力して核軍縮を推進すべきです。具体的な策として、政府や社会での核の恐怖を伝える教育プログラムの充実、国際的な軍縮会議への積極的参加、核関連技術の監視強化が考えられます。日本が核を拒む強い立場を続けることで、より平和な未来の実現は可能です。個々の力は弱くとも、共に歩むことで大きな変化を生み出すことができるのです。
ネットからのコメント
1、最近は張本勲さんも今まで話さなかった被爆時の経験を喋るようになった。原爆の心の底からの恐怖の体験から思い出したくない人も被爆者にも多くいるのも知るようになったので、風化をさせない想いや軍拡していく今の世情に危機感を訴えていって欲しいと思います。
2、被爆国である日本の存在が世界の核武装に対して抑止力になっているのなら、記事中の・・・「“日本が持ったんだ”ということで、もっと世界中に核が増えると思う」も理解出来るが、残念かつ憤りを覚える現実だが、日本の被爆という過去は世界の核武装を留める要因にはなっていないように思える。自分はなるべくなら核武装などは否定したいが・・・であれば、綺麗事のみで語るのではなく、経済や外交で世界のトップとして存在感を示す必要があるのでは。
3、広島出身者です。広島ではこういうことしか言えない雰囲気です。でも、核を放棄したウクライナはロシアに攻められ、北朝鮮は大陸間弾道弾を花火のように打ち上げ、ロシア、中国は領空侵犯、領空侵犯が当たり前のようにやってるのが現実です。
核シェルターを今まで作らなかったのは、現実を直視されたら困るからじゃないんですかね?韓国は核に備えた避難訓練を毎年行なっているのに。
4、理想はその通りです。日本が核を持たないことで世界が平和になるなら持たないほうが良い。ただ現実を見なければならない。核の脅威、抑止力については、もうギリギリと言うか限界に来ていると思う。使うための核兵器ではなく攻められないための核兵器に付いては、少なくとも議論はしなければならな時期に来ていると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c0e6365702b83733a04de31da9167e4e635a8311,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]