石川県七尾市の介護施設「寿老園」で深夜の事件が発生。87歳の岡田道定容疑者が、同室の入所者である93歳男性を杖や金属製のおもりで殴り、殺害した疑いで逮捕されました。事件は22日午前4時20分から5時20分の間に発生し、被害者は激しい顔面損傷による外傷性ショックで亡くなりました。岡田容疑者は犯行後、職員に自らの行為を告白し、職員が消防に通報しました。
警察への供述では「殺そうと思った」と発言し、罪を認めています。警察は両者間のトラブルを疑い、動機の解明を進めています。
この事件は高齢者の安全と介護施設の管理体制に深刻な問題を提示しています。まず事件の異常性について触れると、高齢者同士の暴力により一方が命を失うという、耐えがたい現実があります。介護施設という、安心と保護を提供すべき場が、逆に脅威の舞台となってしまったことは重大な批判要因です。次に、その背後には施設の運営上の欠陥が潜んでいる可能性があります。高齢者の精神状態の把握や、相性の悪い入所者同士の適切な配置、そして監視体制の強化が求められます。具体的な解決策としては、まず徹底した職員の教育を行い、危険信号を見逃さないようにすることです。そして、入所者同士の定期的な心理診断を指導する法整備が必要です。
最後に監視カメラの設置を施設全体に拡充し、早期の異常検知を可能とすることが求められます。この事件は、介護の理想と現実の狭間にある課題を直視し、我々が提供する保護の価値を再定義する必要性を痛烈に示しています。
ネットからのコメント
1、老人ホームは老後に穏やかにストレスなく過ごせる場所という認識だったが、いくつになっても、どこへ行っても人間関係のストレスというものは避けられないものなのかなぁ…
2、人間は生まれて物心がついてから歳をとり亡くなるまで人間関係に苦しみ悩むのでしょうねあれがしんどい、これがしんどいそのしんどいという対象にはまず人が絡んでます学校や仕事など、老後は介護施設で穏やかに暮らすにはなるべく人と関わらないことなのでしょうね
3、その年で老人ホームから刑務所行っても今と生活変わらんやろ…。認知症になると、その人間の本来の素行が顕著になる。だから、根っこが粗暴な輩は、ありのままに状態に解放されるから危険。脳の機能が低下して感情をセーブできなくなるんだろうな。歳とって穏やかになる人とキレ散らかす人がいるけど、後者になって人に迷惑かけたくない。
介護士は蹴られたり叩かれたり噛みつかれたり首に手をかけられたりしても、何をされても高齢者にお咎め無しです。介護士に手を出したらヒヤリハットとしてちゃんと対策していたら、大事に至らなかったのかも、なんて事を思いました
4、どんな人間関係であっても100%共感したりすべて同意出来るとは限らない、生活信条や合理的観念の個人差など厳然な事実であり、幸福感を実感出来ない生活では意味が無い。周囲の人達と協力する部分は協力して、穏やかな気持ちで安全な生活を続けたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6a3014402fe5e49fcd5e4926394244832b40540f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]