事件概要:2025年1月から7月にかけて、日本の「粉もん」屋、特にお好み焼き屋の倒産が17件に達し、前年同期比で30.7%増加しました。倒産の主な原因は販売不振で、全体の76.4%を占めています。大阪では6件の倒産が発生し、地域別では最も多く、競争の激化や物価高、人件費の上昇が影響しています。この倒産の多くは、負債1億円未満の小・零細規模店舗で、価格転嫁が困難な状況に直面しており、インバウンド需要を取り込む技術にも欠けているため、業績低迷から抜け出せないまま行き詰まっています。
コメント:「粉もん」屋の倒産が増加している現状は非常に憂慮すべき事態です。これは単なる経営の問題ではなく、制度や市場における深刻な欠陥を示しています。物価高や人件費の上昇が、経営体力の乏しい店舗に過度の負担を強いている状況では、公的支援の必要性がますます高まっています。政府や地方自治体は、まず地域の商業活動を支えるために、具体的な支援制度を拡充すべきです。次に、円滑な価格転嫁を可能にするための政策を講じることが求められます。そして、インバウンド客を取り込むためのマーケティングやノウハウの提供を強化することが必要です。社会全体の買い支えと政府の積極的な介入によって、この重要な「粉もん」文化を守り抜くことができるでしょう。克服すべき課題は明確ですが、その道筋をしっかりと示すことが求められます。
ネットからのコメント
1、たこ焼きなんてもう1個100円以上が当たり前の時代ですもんね、お好み焼きや焼きそばはまだしっかり食べてるって感じがするから良いですが、たこ焼きっておやつ感覚ですからそれに800円や1000円だすってのはちょっと気が引ける人が多いかと。
2、この手のものって、とりあえずコスト高を原因にしておけばいいだろ的な記事が多いが、2021.22年に倒産数が激減するバグがあっただけで(補助金のおかげ)、その分が後ずれしているだけ。倒産数がもともと高水準で、2017年以降は右肩上がりになっている。ただ、例えば喫茶店の倒産数だと2020年には激減していたのに、粉物屋は2020年に一旦のピークを打っているのが違うところ。そもそも、2020年以前にも円安起因のコスト高はあったし、同時に経営者の高齢化も進んでいた。
3、たこ焼きは300円くらいで育った年代です。先日、久々に売っているものを見て、1パック1000円越えていてビックリしました。たこ焼きは頑張ったらホットプレートでつくれるのでおうちで楽しみたいです。
お好み焼きも同様です。外で食べるものはとにかく高いので、よほど作れないものでない限りは外食は控えていかないと生活していけませんね。
4、粉もんの焼きそばやたこ焼きに限らず、これだけ原材料が上がれば、いろんな業界で倒産は増えているんでしょう。この手の記事では、ラーメン屋の倒産記事が頻繁に出てくるが、中身は大体その辺と大きな違いはないと思う。原材料高、人件費の高騰、家賃の高騰など、そして価格転換の難しさによってどうしても弱いところは淘汰されてしまう。そんな中では、ラムーの100円たこ焼きは本当に最強だと思う。いつも行列ができている。あれは利益を度外視して、スーパーの客寄せのためにやっているんだろうけれど、それがまんまと当たっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6379cc9ed5e8a514e653f50a283d3b9ddc297632,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]