住宅メーカー「企広」の突然の破産により、多くの依頼者が莫大なローンだけを背負い、悲劇的な状況に直面しています。昨年12月にAさん(兵庫県加古川市)は2150万円のローンを組み、新築マイホームの工事を「企広」に依頼しましたが、4月に破産の知らせが届きました。場所は雑草に覆われ、ローン返済と現在の家の家賃を抱え、生活が困難な状況です。
Bさんも実家のリフォームを「企広」に依頼しましたが、わずか3割の進捗で破産。新たに700万円の支出を余儀なくされました。Cさんも補助金の振り込みがないまま破産したことに憤りを感じています。「企広」は過去数年にわたり経営不振であったとされ、破産直前まで新規事業を契約し続け、その結果、債権者に返済できる見込みは極めて薄いという状況です。

多くの依頼者が人生を狂わされたこの事例は、企業の倫理と経営の責任を重く問う必要があります。「企広」の突然の破産は、依頼者を深刻な経済的困難に追いやり、その影響は非常に大きいです。まず、このような事態を防ぐためには、住宅業界における定期的な業務監査と財務状況の公開が義務付けられるべきです。また、破産に際し、依頼者への早急な通知と相談窓口の設置が求められます。
さらに、信用保証協会による保険制度の整備が不可欠であり、契約者保護を強化する必要があります。この事件は、夢見たマイホームが一瞬で悪夢に変わる現実を見せつけました。企業の誠実さと公正さは、消費者の安心と信頼を根底から支えるべきであり、私たちはより多くの責任と透明性を業界に求めていく必要があります。
ネットからのコメント
1、定期的にこういった事件がニュースになっていますね住宅メーカーの信用・信頼ってユーザー側ではなかなか判断するのが難しいのも事実ですまぁ大手メーカーに発注すれば倒産や詐欺まがいの結果にはならないのでしょうが…ただずっと昔から何も状況が改善されていないのもどうかと思います例えば、保険会社や保証会社が間に入ってメーカー側を与信するような制度にはできないのでしょうか?その場合もちろん手数料や経費は別途必要になりますが、人生に係わるような失敗からは保護されますとはいえ、なかなか難しいんでしょうね
2、うちが家を建てる時、建築条件付きの土地でした。土地は繋ぎ融資で、家を引き渡す段階で本融資だった。
そのため、土地の前払金と繋ぎ融資をした段階で土地の移転登記していないと住宅会社が破産した段階で土地分の負債が残る事になるので登記しますか?と聞かれたけど、登記費用が二重にかかるので登記しなかった。ほぼフルローンで最後に物件引き渡す段階で融資が実行されるようにならないと、こういう事起こりますよね。それか建築中においては保険に入る制度とかでつなぎ融資や建築費の前払いを担保するようにしないと消費者が連鎖で破産する可能性もあるよね。
3、契約の段階で全額現金で支払うという事が、ど素人過ぎてますね。普通考えられません。先ずはローン返済を第一にします。頭金を数百万入れるとしても残りは続きの返済で済みます。仮に住宅メーカが倒産になればローンは一旦止まります。次に分割支払いですね。最低でも3回に分けないとダメでしょう。そのくらい慎重に契約をするものです。もし契約時に全額現金でなければお受けできないと言われたなら、それこそ持ち逃げ前提の話になります。おれおれ詐欺に遭ったのと同じレベルかも知れません。酷な事ではありますが、相手の会社の信用調査位はしなければなりません。
支払う側としての権利だってあるのです。高い買い物をするのですからね。甘すぎたとしか言えません。
4、大手だから安心とは言えませんが、地元工務店などの場合、契約不適合責任やアフターサービスに不安が残るのは否めません。建てるだけ建てて、数年したら計画倒産でドロン…なんてことがあり得ますし、そんな意図ではなくても、廃業してアフターケアを受けられなくなり、補修のたびに業者探し…なんてことも実際にある話です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1ed09adcc11c450561abd51783d794820b4b2cb6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]