国民民主党の玉木雄一郎代表は、2023年10月10日の衆院予算委員会での質疑を通じて、高市早苗首相から党の提案に対する前向きな姿勢を確認し、2025年度補正予算案に賛成すると表明しました。具体的な提案内容には、ガソリン暫定税率の廃止や自動車賠償責任保険を特別会計に一括で戻すことなどが含まれ、その対応が行われたことを理由に国民民主党は賛成の意を示しました。
この賛成により、少数与党である参院でも補正予算案が可決し、成立する見通しとなっています。

この展開は、日本の政治シーンで重要な動きと捉えるべきでしょう。少数与党が政策案を推進するために必要な妥協を見せたことは、政治的な決断と対話の重要性を示しています。しかし、ガソリン暫定税率の廃止や自賠責保険の特別会計への戻しは、表面的な政策変更以上の影響をもたらす可能性があるため、その結果を注意深く監視する必要があります。これらの変更が国民の利益に確実に資するかどうか、透明で詳細な評価が求められます。また、今後の政策の形成過程においても、国民の声を的確に反映させるメカニズムとシステムを強化することが不可欠です。日本の政治の未来を形成するためには、改革の深さと広がりを追求することが求められているのです。
ネットからのコメント
1、野党に回ったら、とにかく何でも反対というただの嫌がらせ、ヤジ政党ではないところを示したことは評価しても良いと思います。かつての自民党も野党時代は、全くほめられたものではなかったですし。これからの野党は、反対するのであればきちんとした代案を出せることが大切になっていくと思います。
2、国民民主党の重要な政策を通しており、また、そのスピード感も今までとはまるで違う。特に自賠責の返却は100年とか言われていたのをすぐに実行した。あとは178万にどれだけ近付けるかだが、ここで予算を賛成して通すことで自民党とも交渉がやりやすくなる。国民民主はちゃんと前に政治を進める党だと思う。同じ民主系でも立憲民主党とは全く違う。
3、なるほど、賛成に回りましたか。昨日9日の玉木氏のコメントの中に、定数削減法案について「あまり強引なことをしていると、補正予算案の審議さえ影響を与えかねない」という言葉があったのでどうなるかなと興味深く見ていました。ガソリン暫定税率のこともですが、定数削減法案が臨時国会期間に通らないだろうという見通しがあるのかもしれません。
数日様子を見たいところですね。
4、玉木代表は高市首相から国民民主の提案に対して前向きな姿勢が見られたとして2025年度補正予算案に賛成すると表明した。そもそも「年収の壁」引き上げは国民民主の公約の本筋であった。労働者の所得税や社会保険料を下げて手取り所得が増える税制度に改良して欲しい。財務省は減税して減収になると危機感をあおり反対するが元々労働者から集めた税金で何ら問題ない。高市首相には真面目に働く労働者が手取り所得が増えて報われる政策をとって欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/183a4490ce4becd5731689f50a1521d456a03bf3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]