【事件概要】
2024年7月12日、北海道福島町で52歳の新聞配達員がヒグマに襲われ死亡する事故が発生した。これを受け、北海道庁や町役場には200件以上の苦情が殺到。内容は「ヒグマの即時駆除」から「動物の命を尊重せよ」といった両極端な主張に分かれた。
町は16日までに箱わなを6基設置、18日にヒグマを駆除。その後、この個体は2021年にも人を襲ったクマと同一と確認された。道外からの過激な電話が職員の業務を妨げる事態となり、知事と環境相は理解と節度ある対応を呼びかけている。
【コメント】
命を奪ったヒグマに対し駆除が行われたにもかかわらず、極端な「全頭駆除」「殺すな」論争が全国から噴出し、現地の自治体業務を麻痺させるまでに至った。この異常な状況にこそ、社会の未成熟が表れている。問題の本質は「感情論だけが飛び交い、科学的かつ地域現実に即した議論が欠落している」ことにある。そもそも野生動物の人里出没は、山林の荒廃や人間の生活圏拡大という長期的背景がある。
解決策としては、①出没地域の緊急ゾーニングと立入規制、②里山再生とエサ資源管理、③危険個体の捕獲手順と判断基準の公開が必要だ。命を守るという一点において、行政も住民も、そして遠くから声を上げる人々も立場は共通であるはずだ。だからこそ、怒声よりも建設的な行動と協力が求められている。誰かを黙らせるより、皆が冷静に「守るべき命」を見つめ直す時だ。
ネットからのコメント
1、住民の安全が第一なので、どんどん駆除して欲しいですね。クマをぷーさんだと思ってるクレーマーは、数秒で何百円かかるナビダイヤルの、自動音声対応で放置です。優先されるべきは、熊が出没し農作物含め甚大な被害を受けている地元民。都会でぷーさんと遊んでいる人たちじゃ無いです。やはり世の中には、他人の痛みや気持ちが理解出来ない人は、一定数います年。
2、クマが可哀想って言う人達は、牛や豚や鶏は可哀想って思わないのかな人間の食用として育てられている動物は、クマとは違ってOKなのか?よっぽど食べられるために生かされている方が可哀想な気がしますが…
3、何故、受け答えする必要があるのか。クレームを言い始めたら直ぐに、転送ボタンで別部門に廻せば良いのだ。その際、担当者は一人で、何時間でも待たせれば良い。出来るなら、10秒300円などの発信者負担に了承を求めるメッセージを流し、了承しない場合は即時電話を切れば良い。 真面目に対応する必要はない。相手にしてもらいたくて、かけてくるだけだ。
4、業務の遂行に支障をきたしているため、ヒグマに関するご意見は留守番電話専用ダイヤルにお願い致します。また、通話中にクマに関するお電話と判明した場合は、その場ですみやかに切らせて頂きますのでご了承下さい。でいいんじゃないでしょうか。全く電話を受け付けない訳にもいかないでしょうからね。メールに関しても、クマ専用メールによこして下さい。個別の回答は致しません。でいいのでは。
メールは見ないで削除すればいいですしね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8b6583ffeee93e23d4a1991ce038e18378119c51,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]