巨人の阿部慎之助監督がラジオ番組に出演し、巨人ファンに理解を求めた。番組はニッポン放送「ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」で、13日に放送された。阿部監督は、岡本和真内野手の抜ける来季に向けて、チームの方針について語った。司会の師岡正雄アナウンサーからの質問に答え、育成か勝利かの選択を提示した。結果が全てのプロ野球界において、結果を継続的に出す選手を使うのが勝利への道と説明し、育成だけを重視すると最下位になる危険があると強調。
そのため、一軍は育成の場ではなく、ファンには勝つための努力を理解してほしいと訴えた。

阿部監督の発言は、プロスポーツの本質を鋭く捉え、勝利至上主義と育成のジレンマに触れるものだった。ここには二つの問題が潜んでいる。まずは、日本のプロスポーツ文化が短期の成果に偏りすぎ、長期的な人材育成を犠牲にしている点。次に、ファンへのコミュニケーション不足が、チームの意図を誤解させる可能性がある点だ。解決策として、チームはスポーツ哲学を明確化し、ファンとの密接なコミュニケーションを強化する必要がある。さらに、若手を育成するための二軍との連携強化を図りつつ、短期と長期の両方の視点を持った戦略を打ち出すことだ。これにより、勝利と育成のバランスを取り戻し、ファンの理解を得る道を進むべきである。スポーツの真髄は単なる勝利の獲得に留まらず、そのプロセスにある。
しかし、短期的な人気に囚われたとき、本来の価値が失われてしまう。それを避けるために、鋭く過去と向き合う必要があるのだ。
ネットからのコメント
1、「我慢して育てろ」というファンの声も良く聞きますが、首脳陣が我慢して使いたいと思わせるだけのアピールを、選手がする必要もあると思います。極端な話ですが、大真面目に特定の選手を贔屓してただ我慢して起用し続けても、下手すると打率1割台、本塁打数本程度の規定打席到達者が生まれるだけかと。今季は泉口・中山・リチャード選手がアピールに成功し、泉口選手はタイトルまで取った。そういう選手が来季も出て来てほしいですね。
2、まぁ、これまで辛抱して使わないからだ!ってネットで言われる選手は大概それなりに使われている。松原だってそうだし秋広もね。なのにいつの間にか使われなくなって駄目になったみたいなことになっているんだよね。使っていればいつまで使うんだ!早く見切ろ!っ騒ぐし、使わなくなるとなんで使わないんだ!だから育たないんだ!っと騒ぐ。結局勝てなければ何をしても騒がれるんだよね。
本当に監督なんて、やるもんじゃない。この時代、連覇すら難しいからね。とんでも無いストレスなんだと思うよ。
3、そうじゃないんだわ。いつも同じようなベテランと謎のお気に入り選手だけは瞬殺で1軍上がって使ってもらえるのに、そうじゃない若手や経験の少ない選手は瞬殺で2軍に落とすから、見てるほうは不満なの。現ドラで出した菊地もそうだったけど、「正直使う気無いんだろうな」というのが見え見えの起用だったのよ。原さんは期待する気持ちが表情にも仕草にも表れてたし、由伸さんは逆に誰であってもニュートラルだった。対して現監督は興味無さそうに出して、常につまんなそーにしている。坂本岡本クラス以外ほとんど見下して相手にしてないんだよね。全く以って「期待して送り出している」ようには見えないし、打たれた時凡退した時の「あーやっぱりね」の顔。
4、FA補強するにしても甲斐選手に関しては失敗でしょう。同じお金をかけるなら、もっと有益な使い方があったんじゃ。いまや外国人で主軸を任せるのは難しいですし、岡本選手がいなくなった4番を任せられる日本人選手が必要です!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1d1766a8e1b113c64d24fb96d897c57bb7366706,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]