中国政府が13日に公開した資料は、旧日本軍の「731部隊」に関する機密文書であり、日中戦争中に旧満州、現在の中国東北部で細菌兵器を製造し人体実験を行っていた731部隊の活動を記録しています。これらの資料はロシア側から引き渡されたもので、一部は初めて公開されました。資料には1939年から1950年にかけての旧ソ連による尋問記録や犯罪調査報告書、内部電報などが含まれ、731部隊の隊員が細菌戦の罪を認めた内容があるとされています。
これにより、部隊の犯罪関与者は200人以上であることが判明し、中国の保存している遺跡や犯罪記録を補完するものとして、731部隊の活動が組織的な国家犯罪であったことが再確認されました。

旧日本軍の731部隊による犯罪は、歴史的な悲劇であり、公開された資料はその恐ろしい現実を改めて浮き彫りにしています。これらの行為は、戦争の名の下で許されるべきものではありません。731部隊の実態は、人道に対する罪であり、組織的に計画された細菌戦の悲惨さを示しています。この問題の根底には、日本軍の制度的な欠陥があり、戦時中に人命を軽視し、非人道的な行為を正当化する体制が存在していました。これを再発防止するためには、歴史の教訓を教え、平和教育を促進すること、新しい国際法の強化、そして関係国による共同の歴史調査が重要です。
私たちは、これらの過去の罪を正視し、再び繰り返されることのないよう努力しなければなりません。歴史を忘れず、未来への教訓とすることが、真の平和への道筋となるのです。
ネットからのコメント
1、円借款の概要・開始:1979年、大平首相の訪中時に供与が約束され、日中平和友好条約発効後に開始。・ 目的改革開放初期の中国の資金不足を補い、経済発展を支援。・ 内容:低金利・長期の融資で、港湾、鉄道、発電所、都市インフラ(上下水道、地下鉄)、環境対策、人材育成など多岐にわたる。•規模:約3.3兆円(ODA全体で約3.6兆円超)。DAC諸国の中でも最大規模の援助国だった。日中平和友好条約を締結しなければ良かったということですよ
2、中国による731部隊資料の公開は、いまさら持ち出し、政治的意図は明らかです。中国は、こんな事まで手を付けなければならない程、国内外の世論から、追い詰められでいます。しかし、日本は慌てず「隠す」構造から脱し、事実に基づく透明性と説明責任を果たすべきです。感情的に反発するのではなく、冷静な検証と国際対話が信頼を築く鍵となります。
過去と向き合う姿勢が、未来の外交と教育の基盤になります。歴史は、沈黙ではなく誠実な対話によって乗り越えるべきです。
3、小役人の積み重ねで作られた共産政府らしい発想だ。過去の日本をあげつらうことで、何か一つでも前向きな成果を得たことがあるのか。対外的な緊張を高め、在留邦人の安全リスクを上げただけではないか。しかも公開の中核は旧ソ連の尋問記録で、政治宣伝の文脈から自由ではない資料だ。都合の良い時だけ歴史を持ち出し、都合の悪い検証には向き合わない姿勢こそ、記憶力を疑われる所以だろう。そもそも、他国の足を引っ張ることが大国のありようなのか。小役人どもは、アジアに支持されない理由すら分からんらしい
4、旧ソ連に抑留された日本人は徹底的に共産主義の教育をされたらしいから中には嘘をついて証言した人もいるでしょう。今になってロシアから中国に渡されたとするこの資料が本物かは、歴史家が判断するでしょう。今の時点では眉唾物ですけどね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/387a66af95ea8fcef13475ff30323ab44c924bb4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]