1970年代の冷戦期に、米国の核戦争計画に基づいて、在日米軍が沖縄で模擬水素爆弾の投下訓練を行っていたことが、最近機密解除された米公文書で明らかになりました。この訓練は、1971年から1974年にかけて実施され、返還後の沖縄で続けられていました。岩国基地の第1海兵航空団を中心に、那覇の米軍施設(現在の那覇空港)に航空機が頻繁に移動し、核搭載の手順を確認しながら沖縄本島周辺で訓練を行いました。
この情報は九州大学の中島教授と共同通信によって分析され、米国立公文書館に保管されていた「コマンドクロノロジー」という公式記録から確認されたものです。

この内容に対するコメント:
米軍が冷戦期に返還後も沖縄で核兵器の模擬訓練を行っていたという事実は、日本の主権および安全保障に対する深刻な問題を浮き彫りにします。沖縄返還後も米軍の核態勢が維持された背景には、日米間の安全保障協定の歪みと非公開の軍事行動があると言えるでしょう。日本政府はこのような事態がもたらす長期的影響を検証し、透明で公正な安全保障の体制を築く必要があります。まず、過去の軍事訓練の実態を国民に公開し、歴史を正確に理解すること。次に、沖縄や日本全体の安全性を確保するために、日米間の交渉を強化し、基地使用の条件を再評価すること。
そして最後に、国際的な核規制が国内政策に反映されるよう、外交を推進することが求められます。これらの努力は、不透明な軍事活動と国家主権に対するリスクを最小化し、日本の未来を守る鍵となるでしょう。

ネットからのコメント
1、アメリカが日本に核を既に持ち込んでいるのは分かってるでしょ。そんなの誰でも知ってると思いますよ。核兵器が何回も持ち込まれていることも、暗黙の了解でしょう。日本の「非核三原則」なんてとっくに破られてますよ。対中国、ロシア、北朝鮮への核抑止力を保有する意味でも、『核を持ち込ませず』を除外して、在日米軍に公式に核ミサイル配備を認めるべきだと考える。アメリカの核の傘のもと、自前の防衛力をさらに強化して日本国の安全保障を一層高めてほしい。
2、実質非核三原則など無いに等しい。
日本で核を製造保有しようと思えば簡単にできるでしょうが、これは中国でもロシアでも無くアメリカが絶対的に認めないし許さないでしょう。そうなると核の持ち込みですが、実際米軍はもう何度もこっそり持ち込んでいるのでしょう。日本政府も本当は知っているのに知らんぷりをしているだけ。公式に持ち込みをしていると言わなくても、もしかして持ち込んでいると相手に思わせるだけでも十分な抑止効果はあると思う。
3、なんなら今も米軍基地には核があるかもしれない。昨今の世界情勢ならむしろあった方が良いとさえ思う。そしてそれを公表して欲しいとも思ってしまう。非核三原則など、ただの偽善でしかない。戦後80年も経っていまだに自国を自国の軍隊で守れないなんて、屈辱でしかない。トランプも防衛費を4パーセントだ5パーセントだと言うけれど、憲法改正には何も言わないのな。米国が作った憲法なんだから、米国がぶっ壊してくれたらいいと思う。自力で変えることの出来ない、情けない日本だから外圧に頼るしか憲法改正出来ないと思う。
4、共同通信に言いたい。「何故、今言う必要がある?」他の方が仰る通り、知ってる人は知っている事実をゴタゴタが続いている今、ご丁寧に記事にする理由は何?単に騒ぎの種を蒔きたい様にしか見えない。報道もタイミングが大事だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f565d531b3cfe7a0bf3b3f71a90a24d78e2e2ab5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]