11月20日、衆議院総務委員会で林芳正総務大臣(64)が、公職選挙法違反の疑惑について質問された。この疑惑は、昨年の衆院選で林氏陣営が269人に計約316万円の労務費を支払ったことに端を発している。「ポスター維持管理費」という名目で金銭を受け取った人々が、実際には選挙運動を行っていたという証言が取材で得られている。同様の手口は4年前の選挙でも行われており、200人近い人々に242万円が支払われた。
報告書には、元官房長官河村建夫氏に対する虚偽の領収書も含まれている。林氏は、「確認作業を進めている」と述べるに留まった。

この事件は、公職選挙法の精神を揺るがす深刻な問題です。選挙活動における倫理基準の低下が疑われる中、林氏陣営の不透明な資金支出は制度の欠陥を浮き彫りにしています。問題の根本には、労務費を隠れ蓑にした選挙資金の不正利用という構造的な欠陥があり、これは公職選挙法の信頼性と正当性を損なうものです。第一に、即時で透明性向上のために選挙資金の詳細な公開を義務付ける法改正を行うべきです。第二に、選挙運動に関わる全ての参加者に対して厳密な監査を実施し、制度の不正利用を未然に防ぐことが不可欠です。第三に、公職者の倫理教育の強化を求め、選挙活動の中での倫理基準を高める努力が必要です。
このような改革を通して、透明性と公正性を取り戻し、国民の信頼を回復することが求められます。選挙は民主主義の礎であり、これを守ることは我々の社会の倫理と価値観を支える重要な役割を担っているのです。
ネットからのコメント
1、昔からの政治家の体質は政治家本人だけでなく陣営スタッフも改善していかないといけないと思う。昔は曖昧で見逃されていたところもグレーゾーンと考えず、古き体制を一つ一つ見直していかないと失脚の原因になりかねない。
2、政治家に求めるものは何か?のアンケートで1位は「誠実」になりました。いまだに企業献金禁止に反対しているのは自民党のみです。自民党と金の問題は永遠に無くならないでしょう。高市、小泉、片山、上野、茂木、林、、、。政権発足2ヶ月以内でかつてこんなに金の問題で閣僚の名前が出てきた内閣があったでしょうか?問題を起こしても国民が投票してしまうから自民党の議員に舐められているのではないでしょうか?
3、秘書や会計責任者が勝手にやったから知らないといつも逃げ切ることをやってきたのが裏金脱税自民党議員だよな。
今回は林氏の限りなくクロなのだが、仮に秘書や会計責任者が勝手にやったとしても議員には管理責任や道義的責任があるしな。連座責任にすべきで発覚すれば失職や刑事事件で立件されるべきだろうよ。裏金脱税自民党は裏金金額で線引きして党内処分で終わらせて、処分したから裏金問題は終ってとか勝手に終わらせようとしてきた。裏金脱税自民党の本質は政治とカネで政権を維持してきたのではないだろうか。政治とカネ、カネと企業の癒着構造が行政の歪みとなり、不公平な企業減税と消費増税をやってきたな。そうした利益は内部留保や自社株買い、配当に消え国民にはその恩恵が消えてきたのだろうよ。低成長ぶりの日本が続いてきたのが証拠だろうよ。円安物価高騰の原因も輸出企業優遇で国内企業には冷遇してきたな。政治の世襲は悪だ。
4、林芳正氏は、今後、高市政権の足を大きく引っ張る恐れが高まってくる気がします。彼については金をめぐる問題もあるでしょうが、最も大きな問題は彼と中国との関係です。彼の父親は日中友好議連の会長を務め、彼自身も会長でした。このため中国との親密度がかなり深く、中国の意向が彼を通じて我が国に反映している可能性は非常に高いものと思われます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/21a365586aa333f60dc64d16058cc0328d0c0e49,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]