JR西日本は、10月14日に近畿エリアのダイヤを修正し、有料座席サービス「快速 うれしート」の設定線区や時間帯を拡大しました。同サービスは、快速列車最後部に有料エリアを設ける着席サービスで、大和路線やJR京都・神戸線、奈良線などで導入済。今回、新たに学研都市線・JR東西線、阪和線に加え、琵琶湖線・JR京都・神戸線・山陽本線などで対象列車を拡大します。
これまでクロスシート装備車両のみの提供でしたが、ロングシート車両でも開始し、計12席を有料設定しました。朝夕ラッシュの平日のみ運行され、大阪・関西万博終了に伴う臨時列車は停運。
この動きに対して、公共交通の持つ役割を再評価する時です。JR西日本が「快速 うれしート」という有料座席サービスを拡大することは、一部乗客にとっての快適性向上に貢献する一方で、より広範な公共交通の使命を犠牲にする可能性があります。公共交通は多くの市民にアクセスしやすく、平等であるべきサービスを提供することが求められています。今回のような有料サービスの拡大は、純粋に経済的な利益を追求する動きであり、公共交通としての倫理的な観点を軽視している可能性があります。まず、公共交通料金を適切に設定し、広範な利用者にとってアクセス可能な形で提供されるべきです。
次に、有料エリアの拡張が進む中で、無料区間の混雑緩和のための対策を強化する必要があります。そして最後に、他の都市や国際的な事例を参考にしつつ、公共交通の持続可能な未来を目指すべきです。社会に対して、「もっと便利で安価な交通手段を」という声が高まっています。私たちは、その声を真剣に受け止めるべきでしょう。
ネットからのコメント
1、ロングシートで有料とは流石にねぇいくらなんでもこれはちょっと最近のJR西日本は特別仕様の「Aシート」じゃなくて普通の座席の「うれし~と」ばっかり増やすからねぇそっちのほうが経営的には楽なんだろうけどもうちょっと考えてもらいたいものだ。日中1時間に1本くらいは新快速に「Aシート」つけてくれてもいいのにね。
2、これって,幾らなんでも度が過ぎませかねぇ。JR西さん転換クロスなら、まぁしょうがないかと思ったが、ロングで着席料金ねぇ。関西ならではの普通・快速列車の高品質な転換クロスシートサービスは、過去のものと成るのか。それよりも東が考えなしに追随したら、とんでもない事になるのでは、ないだろうか。
3、暖簾で仕切られてもロングシートだと通路が広くてロススペースが大きくなる。図からイメージすると立つスペースで少なく見て30人位だろうか、その分、一般スペースの混雑が増すことになる。さぁどうなるか。
4、JRは無料で座れる車両と同じ車両を平気で指定席だとして料金を取っていますが、さすがにロングシートで別料金を取られるのはうれしくないですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c0cf2a0d09350baad73d79c6506c2cf302dc15,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]