この事件は、東京の警視庁に勤務する警察官が、自身の妻から繰り返し痴漢被害を受けていると相談を受け、公休を利用して妻の通勤に同行し、横浜駅で加害者を現行犯で逮捕した事例です。逮捕されたのは37歳の会社員で、神奈川県警に勤務する被害者の妻が被害に遭っていたことから、夫は妻を守るために自ら行動しました。この行動については「管轄を超えた美談」としてネット上で賞賛されていますが、法的にも問題はなく、現行犯逮捕が適法であるとされています。
この事件には、法律に基づく正当性と、個人の勇気による対応が融合しているのが印象的です。ただ、法律の側面から見ると、休暇中の警察官が管轄外で起きた事件に対し現行犯逮捕を行うことは適法とされており、特に問題が生じることはありません。ここで問題となるのは、制度上のギャップではなく、日常的に起こりうる痴漢被害への対策や被害者へのサポートの充実が重要課題です。また、被害者が安心して通勤できる社会を実現するためには、さらなる法整備や公共空間での防犯カメラの設置、公共交通機関の安全対策強化も考慮する必要があります。このような事件が少しでも減少するよう、社会全体で取り組むことが求められます。
ネットからのコメント
1、勤務している警察の管轄区域を越えていたとしても、警察官が逮捕するのは問題はないですよ仮にですが、管轄区域を越えているのが問題だというのならば、私人逮捕権を持ち出せば良い話ですただし、私人逮捕権を行使するには、かなり厳しい要件があり、むやみに行使出来るわけではない点はご注意を原則として現行犯逮捕でなければならない、など色々と細かい条件があります
2、勤務時間外に警察官としての活動を求められるわけじゃないけど、居合わせた以上、権限を行使していかんとも言えまい。それこそ医療従事者が飛行機の中で「お医者様いらっしゃいませんか」って言われて協力するようなもんだろう
3、ちかんにあったって事は、旦那にはなかなか話せない。悲しませてしまうかもしれないし、もし、けがされてしまったって受け止められたら、関係が崩れちゃうかもしれない。だから、この奥さんと旦那さんの信頼関係ってすごいなって。旦那さんはちゃんと受け止めてくれるって信頼してるからこそちゃんと話す事ができて、旦那さんは信頼に応えて。格好良いな。四月から何度も同じちかんに被害を受けるって、心擦り減るよね。本当に良かった。旦那さんも所轄跨いでも大丈夫な様に、公休とって現行犯で取り押さえたのかも。自分の手でって思いもあったかもだけど。
4、痴漢というのは警察署勤務の方であってもその場では声が上げ難いんですね。身内や近くに相談できる方がいることで解決できたことは本当に良かったと思います。痴漢に限らず、一方的に何かしらの被害にあっているとき、最優先は被害者を守っていただきたい。
罪が認められた加害者に対する保護や権利、更生対応は被害者のケアが終わってからで十分です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/404b6b23089ffe3380ca7b59f5c4a08506cdabc4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]