警察官を55歳で早期退職した同級生が「退職金がすごい」と言っていた。公務員の中でも警察官は危険な業務をこなしているため、退職金は民間企業より高いイメージを持たれがちだ。実際、総務省の調査によると地方公共団体の一般職員56歳の平均退職手当は約2117万円で、警察官もこれに準じる。しかし、民間企業では退職金の有無や金額が企業によって異なる。

報告によれば、勤続35年の大卒のモデルケースで約2139万円だが、中小企業では退職金ゼロの場合もある。警察官は公務員として安定した制度を享受し、退職金制度が急に変更されるリスクが低い。

このニュースが示すのは、公務員と民間企業の退職金制度の違いだ。警察官が危険な任務を続け、時間外勤務が多いことは確かに大変だが、それが退職金を多く得る要因の一つとなっている。ただし、その背景には非常に重要な問題点が隠されている。社会全体の公平性の観点から見ると、民間企業の労働者が不透明な退職金制度によって不安を抱えている状況は不正常だ。公務員の安定した制度は、民間企業のお手本となるべきだ。具体的な解決策としては、民間企業における退職金制度の標準化と透明性確保、企業間の報酬差を是正する取り組み、労働者への更なる教育機会提供が挙げられる。

これを実行すれば、公務員と民間企業の間にある不均等を是正し、価値観を対比させることで、より公平な社会の構築を目指すことができるだろう。

ネットからのコメント

1、不祥事があるとは言え民間企業では公表されないのに警察官であればニュースになるし、高い倫理観を保つ必要がある。しかも上位下達の組織、不規則な勤務、異動も頻繁、そして対峙するのは一般人が関わりたくない人が多い。税金だからとか当たり前とか言い人がいますが、職務内容からすれば待遇が良くても私は妥当だと思います。

2、大卒警察官の退職金ならそのくらいはあります。彼らは24時間、365日激務で約3千万円。命を張って犯罪者を相手にしています、ストレスも半端ないでしょう。ちなみに大卒の警察官が退職時に想定される階級は警部補だそうです。警部になれるのは約7％、この世界も出世競争が大変です。もらえるお金どうこうより、安全を護ってもらえるのだから感謝ですね。

3、警察官は命がけの仕事なんだから　大変だし　５５歳まで勤め上げてご立派だと思います　人の退職金なんてどうでも良いでしょ。

。親から遺産が沢山もらえるなどなら　羨ましいなど　すごいかと思うけど

4、警察官は縦の社会増して勤務形態 も 昼間の勤務、 そして夜勤から朝方までかなり広いもんだと思います。外国の警察官にその話をしたら驚いていました 。「日本には 労働基準監督局は存在しないのか？」と訊かれました。 私は答えました 。「事実上は機能していない。」と。。。それぐらい何十年もこなすんだから 退職金 ぐらいは多めにもらわないと割りが合わないと思いますよ。まして 東北地方から北海道にかけては冬は極寒です。本当にご苦労様だと思います。