高橋雄也さんが経験した新幹線の自由席でのトラブルは、中年男性が指定席のチケットにも関わらず自由席を主張し、一時的な混乱を招いたものだった。車掌の介入で誤解が解け、男性は指定席へと移動。その場は収束した。一方、林田智さんは帰宅中の新幹線内で、前方の中年男性が嘔吐し、スーツが汚されるという困難に遭遇。謝罪がないままの状況に対して、男性をなじるものの謝罪には至らず、最終的にはクリーニング代の支払いで解決した。
しかし、警察が呼ばれる場面もあり、林田さんの心には不安と苦い経験が残った。
事件の背景には公共の場での礼儀や他者への配慮の欠如が指摘される。本件には個人の過失とそれに対する社会的な対応の問題が複雑に絡んでおり、公共の場における基本的なマナーの重要性が再認識されるべきである。
この事件は、公共交通機関におけるトラブルの処理において制度的な改善が求められる。まず、乗客の基本的なマナー向上を図るための啓発活動が求められる。また、トラブル発生時の迅速な対応マニュアルの整備が必要である。そして、トラブルに巻き込まれた被害者に対する支援体制の強化も重要だ。
本件を通じて、個々のモラルと公共の安寧の間にある隔たりを認識することは、私たちにとって不可欠である。この事件は、社会における個人の行動が他者に及ぼす影響の大きさを改めて痛感させるものであり、同様の問題を未然に防ぐためには、制度と個人両方の視点から対策を講じる必要がある。
ネットからのコメント
1、今年の冬、新幹線でスキー帰りの出来事です。高崎あたりから、20代と思われるサラリーマン二人組が私の後部座席に座り、ビールを飲み始めました。そのうちの一人が缶ビールを床に落としたのですが、そのときは私のところまでは流れてこなかったので、大丈夫かと思い眠りにつきました。ところが、しばらくして目を覚ますと、私の足元までビールでビチャビチャに。振り返ると、彼らはすでに大宮駅で降りた後でした。後ろの座席には空のビール缶と、軽く拭いた形跡らしきティッシュが置かれているだけで、床は濡れたまま。こぼしてしまうのは仕方ないとしても、きちんと拭く、後片付けをする、周囲の乗客に声をかけて事情を伝える――最低限それくらいは人としてやるべきではないでしょうか。しかも、背広を着た立派な社会人が、です。
2、非常識な客はどこにでもいる。以前、新幹線ではないけれども今の夏位の時期で電車で乗っていた時にお盆くらいだったのもあり家族連れも多かった。自分は席に座り荷物は自分の膝の上に置いていた。そこで突然小学生くらいの子供が吐いてしまったんだけどそれが自分の荷物にもろにかかった。
横に座っていた方などが一斉に席を立った。親は子供の方にかかりきりとなり謝罪すらなかった。荷物はカバンだったけどもタオルなどが入ってるくらいだったので捨てる羽目に・・・子供がした行為なので何も言わなかったけれどもせめて親ならば何か謝罪くらいして欲しかった。ズボンなどにもかかっていてこちらも処分することに。
3、本来なら被害者のはずが、手を出してしまったり、暴言を吐く事によって逆転してしまうことがある。スマホがあるので、すぐに第三者の警察を呼んでもらい、冷静に対処しなければならない。
4、スーツの件とか自分も同じ体験したらブチ切れそうだけどな。相手が謝りもしないなら、なおさら怒ると思う。ただ年下に怒られたのが気に入らないって言う言い分は、割と接客業やっていたら遭遇するもので、客に怒るという場面はないのだが、「これは違いますよ」という指摘に対して後々「年下に恥をかかかされた」とクレームを入られたことはあった。この記事のリーマンのように年下に言われる事が気に入らない人間は一定数いるんだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/96ef5761f1efb18302d8f51d260af439a4eceb8d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]