8月18日、北海道知床の羅臼岳でクマに襲われ死亡した事故を受けて閉鎖されていた散策路が開放され、多くの観光客が訪れています。事故が発生した場所では、東京の会社員、曽田圭亮さんがクマに襲われ命を落としました。釧路自然環境事務所は、巡視を行いクマの姿や痕跡を確認できなかったため、閉鎖解除を決定。観光客は美しい自然を楽しむ一方で、スペインの観光客が安心と不安の入り混じる心境を語っています。
知床財団は、クマの生息地においてマナーの徹底を呼びかけ、クマとの距離を保つようSNSを通じて注意を促しています。
クマが生息する自然環境下での安全対策が不十分であることが、今回の事故で露呈しました。観光地として魅力的だからこそ、散策路の再開に当たってはさらなる慎重さが求められます。まず、公共機関と観光客の双方にクマに関する正確な情報提供を強化し、警戒心を保たせるべきです。次に、クマの生息エリアを明確に表示し、その範囲内への立ち入りを制限するなどの具体的措置が必要です。そして、クマと人間の接触を避けるための勧告を、多言語で掲示するなど、国際的な配慮も欠かせません。私たちは、自然の美しさを享受しつつ、安全を軽んじることはできません。知床の豊かな生態系は、適切な管理と警戒の中でこそ、次代へと受け継がれるべきです。
ネットからのコメント
1、熊は野生動物なので近寄らないのが一番です。最近、熊が人を恐れなくなったのが原因だと専門家が言っていましたが、主な要因は、観光客の食べ残しが原因という指摘があります。観光客にはマナーを守って頂きたい。結果として住民に被害が及び、熊が駆除されることになる。本当に一部の人間の身勝手によって日本中がおかしくなって行く。観光客のマナー違反には厳罰な法整備が必要です。
2、皆ヒグマの恐ろしさを分かっていないのではないか。何年か前は牛が何頭も食い殺されているし、先日も若者が殺された。
三毛別羆事件では妊婦も含めて7人が食い殺されている。ヒグマは一応は駆除されたようだが、他にもたくさんのヒグマがいるだろう。不安ならこのような場所には近付いてはならない。
3、また被害者が出なければ良いのですが。怖さもあるがとか言ってるうちは、危機感がないだけのこと。目の前に熊が現れ、襲いかかられたときに、やっと気づく。そして、責任だのなんだのと、揉めるだけです。念には念を入れ、再開は見送るべきなのではないだろうか?
4、まあ最近の事例で専門家と称する方々が普通では無いとか、普通ならこうだとか言ってあるけど野生の生き物に普通って何なんって思う原因の一つに挙げられるのが、観光客による餌付けや、必要以上の接近等が挙げられて居ます結局は熊側だけで無く人も変化して熊を恐れなくなって境界線が、非常に曖昧になって居るのではないのかな
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7cca2f7f27360973c85bfaf65960cd796b3448e7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]