2019年、トランプ大統領はベネズエラへの軍事介入を検討しました。この動きの背景には、ベネズエラが世界最大の原油埋蔵量を有することから、アメリカが経済的利益を確保したいという思惑がありました。トランプ氏はアメリカ企業がベネズエラの石油インフラを再建し、利益を得ることを強調しました。しかし、この軍事行動は国際法違反との指摘を受け、多くの批判を招きました。また、アメリカの物価高による支持率低下をかわすため、国民の目をそらす狙いがあったとの見方もあります。権力の空白が生じることで、ベネズエラや地域の不安定化が懸念されています。

この事件は、アメリカの外交政策の粗雑さを浮き彫りにしました。国際法を軽視した動きは、アメリカがルールメーカーとしての役割を果たしていないことを示しています。重要な問題は、トランプ政権がベネズエラの未来をアメリカが運営すると主張しながら、その具体的な道筋を示していない点にあります。
まず、アメリカは国際法を遵守し、ベネズエラの自決権を尊重すべきです。次に、国際社会との協力による人道支援へのシフトが求められます。そして最後に、アメリカ国内での議論を透明性を持って行い、民衆の声を反映させる必要があります。価値ある政策は、一国の権益だけでなく、国際社会の安定をもたらすものです。ベネズエラの混乱による地域の不安定化を防ぐため、今こそ国際協調が不可欠です。
ネットからのコメント
1、米国のベネズエラへの軍事行動は、表向きは麻薬密輸や治安問題を理由にしたものですが、真の狙いは米国の石油利権や金等の資源確保でしょう。 特に世界最大規模の石油埋蔵量で有るガイアナの油田を狙い今回の軍事行動と次期政権との裏取引に有ると言われています。 民主化の象徴だったマチャド氏では無くベネズエラの現副大統領のロドリゲスを新大統領に推したのは既に米国との裏取引でガイアナ油田の石油採掘利権に対しトランプの要求を丸呑みしたからと言われています。 ベネズエラは中国やロシアとの関係も深く重要資源を敵対国に利用させない事も今回の極めて理解し難い軍事行動につながっているのでは無いでしょうか。
2、ベネズエラから中国への石油輸出決済はドルではなく人民元でされていると聞きました。単純に思いますが、世界を支配するペトロダラー体制が足元から揺るがされる事態になるのを許してはおけないトランプ大統領が軍事侵攻に踏み切ったという見方もできます。中国からの使節団が訪問中に軍事行動をとったというのも、その辺りの事情があったのかもしれません。
3、やはり、こういうことなんですね。麻薬をネタにマドゥロの身柄を拘束したのなら、それ以上、ベネズエラに関わる必要はないはず。こんなことが認められるなら、グリーンランドを欲しているトランプは、あらゆる因縁をつけてデンマークを攻撃しても不思議ではない。トランプ・プーチン・習と三人の覇権主義独裁者が揃った、とんでもない時代になってしまったようです。
4、典型的な「力による現状変更」です。従来ならば距離を置く程度で済みましたが、日本はこの概念を否定する立場をウクライナ問題で全面的に掲げてしまっているため、ここでダブルスタンダードは絶対に取れません。と言ってアメリカにロシアと同様の厳しい経済制裁が取れるのか?岸田政権時の強い対応が今回は重い足枷になります。
「同盟国アメリカ」でも例外にはならない日本は「同盟=無条件支持」は不可能。市民に犠牲も出ており、日本が「支持」や「理解」を示す余地はないという印象です。極めて難しい対応が求められます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d391de026751f485426dcfb2189d8fc2d85699b8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]