2023年11月18日、エジプト出身のタレントであるフィフィがSNSで、中国からの訪日客の減少についてコメントしました。政府観光局によると、1～11月に日本を訪れた外国人客は推計3906万5600人で過去最多です。しかし、中国からの訪日客は11月に56万2600人で、前年同月比の伸び率は10月の22.8％から11月には3.

0％に激減しました。原因は日中関係の悪化、特に高市早苗首相の国会答弁によるものです。中国政府は11月14日に日本への渡航自粛を国民に要請し、航空便の欠航や宿泊キャンセルが相次いでいます。静岡県知事は政府に関係改善を求めましたが、フィフィは「意地悪国家に依存しない経済を構築した方がいい」と提言しました。

日本の観光業界は現在、著しい外国人客の増加を祝福していますが、中国からの訪問者減少という深刻な事象を迎え、この現状に批判の声が上がっています。問題の本質は、一国との政治的軋轢が実際の経済活動にどれほどの影響を及ぼすのかという点です。まず、地域経済のすべてを特定の国からの観光客に依存することのリスクを再評価する必要があります。政府は観光業界の多様化を進めることで、リスクの分散を図るべきです。

そして、外交的な摩擦が発生した場合も、別の市場開拓やプロモーションの強化によって対応できる柔軟性を持つべきです。最も重要なのは、異文化や異なる価値観を持つ国々と平和的に共存するシステムを構築することです。こうした取り組みが進むことで、一国との不和による観光業への影響を最小限に抑え、多様な文化を享受できる未来を創造することが可能になります。観光業は端的な経済活動ではなく、国家間の友好を築く絶好の機会であることを認識し、これを機に更なる進化を目指していくべきです。

ネットからのコメント

1、全国どこの知事も日中の関係改善をって叫んでいるが、逆を言えばそれだけ中国に依存して来たと言う事。中国の高市首相への態度を見て、文化交流、人的交流と言ったところでもはや何になると言うのだろうか。グローバル化や多様性とか耳障りの良い事を言うのならば、中国以外のアジア諸国、欧州とのお付き合いも大事では？何でもかんでも政府任せではなく、今こそ中国以外の国との交流をもっと大事にすべきだと思うけどね。

2、フィフィさんの言う通り。会社経営者としては、目先の売上を追わなければならないのは理解出来る。

しかし、これだけリスクのある国と取引を続けても安定した会社経営は出来ないと思う。今は、大企業は目先の売上よりも中国以外に販路を見つけ、一定期間の売上は減るかも知れないが、安定した経営を目指すべきだと思う。中小企業には政府が、緊急融資等の経営支援をすれば良いと思う。

3、昔、北海道の魚といえば鰊だった。それが、資源減少のせいか、海流のせいか取れなくなってしまった。鰊獲りの漁師は他の魚を獲るか、転職するしかなかった。生きて行くために。同じことだ。今後、中国は同じことを必ずします。中国の支配下にならない限り。それが嫌なら、対策を取る以外ない。

4、フィフィさんは毎度毎度いいコメントしますね。下手な左側の日本人より日本人からの支持を得られているように思います。ひとつの国に依存する経済は改めた方がいい。しかも、経済活動を威圧に使うような国ならばなおのことです。