8月14日に甲子園で行われた全国高校野球選手権2回戦、開星(島根)対仙台育英の試合で、仙台育英が6-2で勝利した。この試合に関連して、開星の野々村直通監督が、広陵高校の出場辞退問題に絡むSNS上の批判について意見を表明した。監督は、匿名での批判を「卑怯」と指摘し、名を名乗って正々堂々と意見を述べるべきだと述べた。また、野球を通じた人材育成を重視する自身の指導方針を説明し、チーム内のいじめ防止や協力を促進するための努力について語った。
特に技術以上に人間性の教育が重要であると強調し、補欠とレギュラーが互いを尊重し合うことがチームの健全な文化につながるとした。
野々村監督の発言は、匿名での中傷や批判に対する異議と言えます。特定の背景や制度が生む問題ではなく、個人のモラルや所作が焦点となるこの問題を考えたとき、その核心は情報の受け手と発信者の個人倫理にあります。まず、公の場での発言には自らの名前を名乗り、責任を持つことが基本です。これにより、批判が建設的な議論へとつながります。また、SNSプラットフォームの側も、匿名性が利便性を超え、悪用されるリスクに対応すべきです。例えば、履歴の詳細な表示、発言に対する具体的なペナルティの導入など、自己規制を促す仕組みが必要です。そして、教育現場での情報リテラシー向上も急務です。自己表現の自由を尊重しながら、他者に対する尊敬と責任感を育てる教育は、真の変革をもたらすはずです。
正々堂々とした姿勢こそが人間関係を強固にし、社会の絆を強化するでしょう。
ネットからのコメント
1、匿名をむやみに否定出来るものでも無い、と思ったのは広陵の父母会。発言の際は子供のポジションと名前を言ってからコメントするように、との指示。匿名的な要素を排除する事で、むしろ発言する方は萎縮してしまう。結果誰も発言出来なかったと。これを、皆から賛同得られてると解釈した校長は如何な物かと思わざるを得ない。。
2、広陵はSNSで叩かれた部員を含むチームを守るために出場辞退を決めたとのことだがその前にまずは甲子園をあきらめてでも理不尽に傷害をうけた被害者を守ってほしかった。ただそれだけのこと。この開星の監督が言うこともわかるけど匿名で意見する人を責める前にその発端となった広陵の監督、学校の振る舞いについてどう思うのかをまずははっきり言ってほしい。コメントするならそこをまずは言わないと。
3、野々村監督の矜持はそれで良い。だが、他校の問題に自分の私見を語る必要はない。そもそも広陵高校が辞退するまでには当該生徒をメンバーから外すなどいくつかの方法はあったはず。
そこをせず、加害者生徒をスタメンに使い続けてきた事は明らかに被害者生徒の感情を無視した対応だと思う。その結果が連帯責任で2回戦辞退に繋がったのは申し訳ないが広陵高校フロントのミス。陰口は決して褒められるものではないが…陰からリークしたから今回の問題が不浮したのも事実。綺麗事だけでは悪意あるイジメは解決しないと思うよ。
4、告発は、被害者のお父さんが堂々と自分の身分を晒してやったものだから、問題はないと思う。ただ、この人の主張だけを鵜呑みにしてはいけないとは思うけど。第三者がきちんとした調査をしてほしい。逆に、まだ事件の内容が確定していないのに、匿名で未成年の容疑者?の顔と名前を晒したのは、どうかと思うね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bb5596a5efc7cb4ee964e94163682c0301e6dd74,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]