事件概要:人気料理研究家のリュウジ氏が、自身のX(旧ツイッター)でそうめん論争についての意見を述べた。この論争は、男性の家事協力の話題から派生したもので、あるユーザーの「7分茹でるパスタと2分茹でるそうめんの労力比較」に対する様々な意見がSNSで飛び交ったことから始まっている。リュウジ氏は「そうめんは他の料理ほど大変ではないが、毎日の食事準備の経験がない人が軽々しく『簡単』と決めつけるのは良くない」と指摘した。
これに対し、「調理は簡単でも後片付けまである」「そうめんは立派な料理」と賛同する声や、「簡単で楽」と批判する意見が寄せられている。
コメント:料理を巡るこの論争は、単なる調理時間や手間の問題を超えて、家庭内の労働分担とその評価を問う深い社会問題を浮き彫りにしています。表層的にはそうめんの手間の話ですが、実際には誰が家庭の食事準備にどれだけの貢献をしているか、そしてそれがどう評価されるべきかという核心に迫ります。長時間の茹で時間だけでなく、暑い中での調理や後片付けまで含めた全体像を評価する社会的認識が欠けています。この問題解決には、家庭内労働の公平な分配の重要性を認識し、実際の負担を共有すること。更に、調理の作業だけでなく、その準備や後片付けまでを全面的に評価すること。そして、料理の労力に対する感謝の姿勢を日常的に育むことが必要です。
こうした変革は、家庭における新たな価値観を創造し、個々の役割を再定義するための重要な一歩となるでしょう。
ネットからのコメント
1、大学生が自分の分だけ作るご飯と、主婦が家族分作るご飯の手間はそもそも違うと思う。私自身大学生の時一人暮らしで、わりと凝った料理作ってたけど、自分が食べたいものだから全く苦ではなかった。今は、家族の好みと健康考えて、メニュー考えるところから面倒臭い。そうめんも家族5人分とかだと(それも食べ盛りの息子2人いると)大量だし。薬味も工夫しないと飽きるし。子ども達3人は一人暮らし始めて、普段は夫婦2人になったが、夏休みで今1人帰省して「お母さんの手作りコロッケが食べたい!」と言われ、揚げ物かあ…とウンザリしつつ作ってみたら楽しかった。喜んでくれたし。つまり、メニュー考えるのが大変なのね、私は。でもそれで、「何が食べたい?」と聞いた時に「そうめんでいいよ。楽でしょ?」とか言われるとちょっとイラッとするのかも。
2、簡単に食べられるものは簡単に作れると思ってる人がいますね。ほんと簡単ならそう思ってる人が作って欲しい。
家で配偶者や子らが涼しくくつろいでいる中、鍋を沸かして汗かいてひとりで家族分を作るのが大変だと思ってしまうのかと思う。家にいる時は毎食家族皆で楽しく用意したら大変さは軽減するんじゃないかな。
3、マンガなどで夏の手抜き料理の代表のような扱われ方をするときもあり、確かに茹でるだけで簡単と言われたらそうなのかもしれない。しかし、茹でた後に冷水で洗い締める、薬味を用意する、鍋やざるの大きな洗い物が出るなどの手間が地味に億劫なのも確か。自分でやらない人には言われたくないという気持ちはわかる。
4、実家ではガラスの器に氷水を張ってそ素麺を浮かべて食べますが、ウチでは冷水で切って、一口サイズに丸めてザルの上に載せて食べています。ザルだと一口サイズに丸める手間もあるし、洗うときにザルの目に入った麺をこそぎ取るのが面倒くさいです。素麺だけならいいのですが、薬味を刻むのも面倒です。大葉、ミョウガ、しょうが、ネギのオールスター戦になると、本当に面倒。ボリュームが欲しいとき、ツナ缶開けると、油のついた缶を洗うのも面倒だし、ヘタをすると缶で手を切ったりします。
後片付けするとき、排水口のアミに刻んだ薬味の破片が溜まっていると、それをかき出すのも面倒。定年後のろうふうふ世帯ですが、朝と夜の2食だけなら、そんなに負担なく食事作りもできますが、間に昼が入ると、一日中食事作りしているようで、本当に面倒臭い。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4c11a38ed3f1a438a5bf27f92e176149f1f52314,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]