広島県安芸高田市にある歴史民俗博物館は、2025年12月10日に来館者から強い苦情を受け、キャッシュレス決済未導入の理由を説明した。入館料500円（15歳以上の大人）の支払いは現金のみ対応。担当者は導入費用や運営上の負担を説明したが、来館者は理解せずに激怒し、現金を叩きつけ入場。その後、博物館はSNSで理解を求めた。キャッシュレス導入は可能だが、市営施設の予算課題があり、現状では困難だと述べている。

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キャッシュレス決済が一般的になっている今日、現金払いのみという制限に対する来館者の苛立ちには一理ある。しかし、公共の施設が直面する運営上の制約を理解することも必要だ。重い手数料、不透明な予算分類、不慣れなシステム導入に伴う運営負担は、全て問題の本質だ。具体的には、キャッシュレスの導入に際しては、まず自治体予算の柔軟性を改善し、決済システムのための教育と訓練を拡充する必要がある。また、手数料の低減策や市の助成を検討することも求められる。現在のキャッシュレス化への趨勢は否定できない一方で、特に地方における経済負担や制度上の課題を軽視してはならない。この現実と技術の差異は、より良い公共サービスへの変革への道を開くべきである。

ネットからのコメント

1、利用者は便利ですけど、導入する事業者にとってはコストの方が掛かるんですよね。その事をご存知ない方が多く、寧ろ事業者の事を考えたら現金の方が良かったりします。キャッシュレスの端末の導入コストもかかり、事業者に売上金が入金されるのは後日で、運用会社の手数料が差し引かれて入金になり、運用会社も携帯キャリア、交通系、クレジットと多種多様で意外と入金確認も大変なんです。四六時中入館者が絶えないなら、キャッシュレス導入もありですが、ペイ出来ないから導入していないとも考えられます。それなら事業者として適切な判断だと思います。

2、キャッシュレスやポイント付与等は本当にお得だと思っているのでしょうか？手数料やポイントの分が無ければ、もう少し安くなりますよね。今回¥500と言う事ですが、キャッシュレスを導入すれば、施設代、手数料を考えると、¥520位にしなければ同じ利益を確保でき無いのでは？便利になるのは良い事なのでしょうが、間に入る業者が増えれば、物の値段は上がるのは仕方ないですね。

3、キャッシュレスを当然の思うレベルの方であれば、そこが現金のみかどうか事前に直ぐに確認できるのではないでしょうか？現金のみと表示してあればどう判断して行動すればいいし。

つまりクレームをしたいからクレーム入れてるのでしょう。なので通報案件でしょう

4、キャッシュレス用の端末を導入してレンタル料みたいなの払わなければいけないし、決済手数料は店側負担だし、サーバーが障害起こしたら使えなくなるし、売上も現金とキャッシュレスで別に帳簿管理しないといけないしで店からしたらあんまりメリットないんだよなコンビニとか大手の飲食チェーン店みたいに近場にあって色んな人が利用するなら一括導入でメリットも見出だせるだろうが、美術館みたいに1つの営業店舗で独立した経営している場合は現金のみが効率良いだろうね500円なら現金としても小銭ジャラジャラとかならずに払いやすいし別に怒るほどのものでもないかと