中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射問題が発生した。10月10日、中国国営テレビ系のSNSで、事前に訓練を通告したと主張する音声が公開され、木原稔官房長官は記者会見でその問題に度々質問を受けた。会見では、中国軍によるレーダー照射の事例、約30分にわたる断続的な照射が航空機の安全飛行を妨げる危険な行為であるとし、日本側が長時間の対話を記録することについて一般論を述べた。

木原官房長官は、中国側に再発防止を厳重に求め、冷静かつ毅然と対応していくと強調した。

レーダー照射問題は決して軽視できない国際問題である。この事件は中国の軍事的行動が航空機の安全を脅かす行為であることを浮き彫りにし、日本の防衛の枠組みが実際の脅威に充分対応できているかを疑問視せざるを得ない。木原官房長官が述べた通り、問題の本質は通告があったか否かではなく、照射そのものの危険性にある。このような事案に直面する中で、日本政府は国際社会との情報共有を強化すべきで、そのためには交信データや音声を積極的に公開し、透明性を確保する必要がある。また、適切な外交ルートを通じて中国側に強い再発防止要求をし、国際的なルールに基づく信頼構築を進める姿勢が求められる。現状を冷静に評価し、国民の安全を最優先する政策の再考が必要だ。

国際社会の規範と現実の不整合を解消するため、日本は強い姿勢と実行力を示さねばならない。

ネットからのコメント

1、普通はNOTAM 等で事前通告する。音声データの公開は、詳細解析により、こちら側の手のうちを掴まれるリスクもあるから普通しない。中国側は常識と正反対の事をしている。本当に事前通告しているのならそれを示せばいいだけ、音声データも日本が事前通告を認識している事を前提の内容なのに、出した物はリスクの高い音声データ。中国側は矛盾した行動をしている上に出したものはレーダー照査行為とは直接関係ない、なのに出してきたという事は日本側が無法行為をしたのでレーダー照査をした、結局レーダー照査をしたことを認めている事。元々矛盾した事をしているので、世界の良識ある人は呆れ返るだけだろう。20年ぐらい前ならこんなおかしな事はしないだろう。そこまで余裕がないのか中国は！

2、それも、これも、韓国にレーダー照射を受けた時、曖昧にした事が原因です。ホワイト国に戻す軟弱さ！近隣諸国は観ている。全くひより切った政府が、今になって「なめられる」要因です。

高市総理には、しっかりした対応をお願い致します。日本国民は、尊敬され強い日本の再生を心より願っています。

3、日本側が公開した事あるのはtakoyaki何とかさんの動画公開の時でしたっけ？今回はあそこまでしなくても、大体みんな分かってるって感じだから政府が公開までには至らないんじゃないですか？防衛機密ではあるでしょ？中国がやればやる程、墓穴を掘るに任せておいたら良いと思います。

4、中国側が音声データを公開し、日本側の応答では了解した旨伝えているが、情報が足りないと思ったのであれば聞き返すことが重要かと。その聞き返す状況が音声で残っていれば、論戦でも負けない状況を作れるかと。30分を超える時間レーダー照射された事実は変わらない。異常事態であることも変わらない。とにかく論点ずらしには毅然と対応し、敵国認定願います。