日銀が旧紙幣の発行停止を決定したことが10日に判明。昨年7月の新紙幣の発行後、対応が遅れていた自販機や券売機に配慮し旧紙幣を使用していたが、対応が進んだため決定に至った。新紙幣は紙幣全体の約4割を占め、今後普及が加速すると予測される。旧紙幣の製造は既に終了し、9月末には供給を停止。ただし、災害時の緊急用として発行が可能な状態を維持。

全国220万台ある飲料自販機のうち、新紙幣対応は6～7割まで進展。福沢諭吉が紙幣に登場したのは1984年。

社会インフラの更新が進む中、旧紙幣の発行停止は当然の流れでしたが、途中で止まっている対応の遅れは無視できません。特に自動販売機に対する対応は遅れていましたが、業界団体が努力を続け、進展が見られています。まず一つ目に、新紙幣対応機器の普及拡大が必要です。政府や民間企業は共同で機器の変更を支援するプログラムを推進すべきです。二つ目に、消費者への啓蒙活動を強化し、新紙幣への円滑な切替を促進する必要があります。最後に、技術改良による効率化が不可欠です。旧紙幣の終了は時代に即した決断ですが、新たな進展を期待する声が社会に広がり続けることを保障すべきです。紙幣は単なる通貨以上に、信頼と未来への約束の象徴でなくてはならないのです。

ネットからのコメント

1、去年の夏から新しい紙幣が流通していますが、新紙幣を発行した後も旧紙幣の発行を続けてきたとは初めて知りました確かにATMや鉄道の自動券売機などは早々に新紙幣対応となっていましたが、近くのコインランドリーでは未だに新紙幣が使えないので旧紙幣を選んで使っていて不便な思いをしています零細業者では新紙幣対応の改造費用も大きな負担になるのでしょうが、これから新紙幣がどんどん増えていくとそうも言っていられなくなるでしょう現金を使う機会が減ってきたとはいうものの、何十年に一度の新紙幣発行後の過渡期は紙幣の種類を気にしなければならないのも不便ですね

2、好き嫌いの議論で恐縮なのだが、今の紙幣はデザインが良くない。だから、財布の中に新旧混在していたら、新紙幣から使うことにしている。

偽造防止策など、工夫が凝らされていることは承知しているが、何といってもお札は有難味だ。

3、福沢諭吉さん、お疲れ様でした。お札の中からその目で、どんな景色、悲喜こもごも、喜怒哀楽、はたまた魑魅魍魎を見てきたのか。本当に昭和、平成、令和と日本の時代の流れを一番良く見てきたのは福沢諭吉さんなんでしょうね。また１つ、時代の区切りを感じるニュース。本当に長い間お疲れ様でした。

4、福沢諭吉一万円札は1984年デビューで、同期の新渡戸稲造五千円札や夏目漱石千円札が引退しても、次も福沢諭吉一万円札だったので、長期の現役一万円札だった。