静岡県伊東市の田久保真紀市長が8月14日に市議会議長に抗議文を提出しました。この抗議は、13日の市議会百条委員会での発言を受けたものです。委員会では田久保市長の学歴詐称疑惑が議題となり、田久保市長が証人尋問に出席しました。そこである委員が「東洋大学は悪の組織と言っていいぐらい」と発言し、田久保市長はこれを看過できないとし抗議しました。
市長は大学との協力関係を構築しようとしていた矢先の出来事であり、大学への正式な謝罪を求めています。議長は、委員の発言は不穏当で取り消されているが、真摯に対応することを約束しました。
田久保真紀市長の抗議は、伊東市議会における委員の発言が、組織を軽々しく批判する行動が如何に慎重を欠いているかを鋭く指摘するものです。学歴詐称疑惑の調査過程で、根拠のない偏見が公の場で語られることは、市民の信頼を損ねる行為と断言できます。これほど軽率な発言が許されれば、市民による運営への疑念を招きかねません。まず、市議会はより透明性を持ち、発言の適正化を徹底することが急務です。第二に、本質的な問題として、事実に基づいた議論をするための訓練や教育が必要です。第三に、発言に対する迅速かつ適正な訂正方法の制度化が求められます。
これらを実行すれば、今後の市議会の信頼性を取り戻し、社会的価値観に見合った監視機関へと成長することでしょう。
ネットからのコメント
1、田久保は除籍=退学処分なのだから、関わりのない組織のはず。それまでを抵抗のネタにするとはもはや常軌を逸している。昨日の会見で「今日は一人しか連れてきていないが、弁護士は複数いて弁護団を作っている」旨の発言をしていたが、この弁護士費用もすべて伊藤市民の税金かと思うと、なんとも言い様がない。弁護士は弁護人のために全力を尽くすのが務めではあるが、その前に弁護士としての矜持は無いのだろうか。それとも、田久保に弱みを握られているのか、巨額の報酬につられているのか。
2、市議員の言葉選びは良くなかったと思いますが、前後の会話からこの発言が問題とならないのは明白。むしろ、田久保氏は週刊誌のインタビューで卒業証書の出所についての質問で、東洋大学の発行ミスを匂わす発言をしていました。 東洋大学にとってはこちらの方が問題だと思いますので、田久保氏を訴えた方がいいと思います。
3、「悪の組織」発言は、東洋大学に対して極めて失礼であり、議長がその場で注意はしましたが、正式に百条委員会として東洋大学に謝罪することは、当然の対応でありましょう。
しかしながら、市長が議会に向けて、東洋大学の名誉回復を理由に正式にこのような申し入れを行うことには、道義的に釈然としないものがあります。現在、東洋大学に最も多大な迷惑をかけているのは、ほかならぬ市長ご自身であり、委員の発言も市長の学歴詐称疑惑に関連してのものであります。市長が、地方自治法に従い設置された百条委員会の正式請求に応じて、卒業証書とされるものを同委員会へ提出すれば、この疑惑は速やかに解決に向かうはずです。それを拒み、混乱をいたずらに長引かせている責任は、他ならぬ市長にあると言わざるを得ません。このような抗議をご自身のパフォーマンスに使うのはいただけません。秘書課を通じ内密に行うべきだったと思います。
4、東洋大学は名誉のためにも卒業もしていない世間を騒がせている輩が卒業証書を授与されたと言っていることに対し厳重抗議し法的手段に出るべきです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/42e1d8ed4ac31b0b61c8982c09cc42852a5a2198,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]