事件概要:
自民党内では、石破総理の進退をめぐり、総裁選の前倒しを求める議論が激化しています。党の選挙管理委員会は、前倒しを求める議員に対し、書面の提出と氏名の公表を求める検討を進めており、これが事実上の“踏み絵”とされています。一部の幹部は、「同意するなら役職を辞してから署名すべき」と強硬な姿勢を見せています。一方、石破総理は通常の公務に対応しつつ、党内での物価高対策に関する議論や参院選の公約見直し要求など、課題に直面しています。
党内の緊張が高まる中、総理退陣を求める声に対抗するシナリオも浮上し、事態はさらに混迷を深めています。
この件は【批判型】で対応します。
コメント:
現政権をめぐる今回の「総裁選前倒し」議論は、自民党内の不透明で恣意的ともいえる意思決定過程が際立っています。特に、賛成者の氏名公表や署名条件の厳格化は、異論の封じ込めや内部統制の色濃い手法として問題視されるべきです。このような“踏み絵”の制度が推進されれば、議員たちの自由や意見の多様性を奪い、健全な政党内議論の喪失を招きかねません。
根本的な問題として、党内民主主義が形骸化している現状が挙げられます。一部の幹部による強制的な意見統一の動きは、改革どころか改革阻止の真意を隠した政治的パフォーマンスの可能性を示唆します。また、物価高対策や現金給付の政策課題が山積する中で、内紛が優先される現実は、有権者の生活に目を向ける姿勢に欠けると言わざるを得ません。
解決策としては、次のような提案が求められます。
総裁選議論を透明性の高いプロセスで進め、氏名公表や署名条件について議論を再考する。党外部の第三者を交えた監視機関を設置し、政党の内部統治に公平性を確保する。政権は党内抗争よりも急務の政策対応に集中し、国民が直面する問題を最優先するべき。党内の権力闘争と改革意図の薄れた“古き伝統”から脱却できるかが、現政権の真価を問う重要な分岐点です。他者との合意形成を封じる手法が取られる限り、真のリーダーシップとは程遠いと言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、これこそメディアは独裁、恐怖政治とかって批判しなければいけない内容では?少なくとも安倍政権相手ならそう批判してましたよ。これでも相手が石破さんだからって見て見ぬ振りして迎合するんですかね、いや、するんでしょうね。石破さんは安倍さんとかに虐げられてずっと非主流派で可哀想、正論を言う人、そんな風にメディアや一部の人間が持ち上げた「真っ当な政治家石破茂」の本質がこれですよ。
2、人気があるとされる石破総裁の下でも、自民党は衆院選、都議選、参院選と立て続けに大惨敗を喫し、石破総裁では選挙に勝てないということが明らかになったと思います。
ですからこのまま石破総裁が続投すれば、次の衆院選でも同じく大惨敗の結果になるのは避けられないでしょう。かといって総裁を交代させても、党そのものが変わらない限り大惨敗だと思います。石破総裁続投でも交代でも、いずれにせよこれから自民党にとって大きな正念場となると思います。
3、これは石破・森山陣営からの脅しだな。どうせ前倒しに賛成したら公認は出さないとかもセットかな。無記名の声が多かったのを強引に記名にしたのが逢沢委員長。石破・森山・逢沢は何とか総裁選前倒しを阻止したいのが見えみえ。選挙で示された民意に沿って、石破続投にノーを突きつけるため前倒しを要求する自民党議員は、名前を公表されることを恐れてはいけない。国政選挙で2回も(都議選含めると3連敗)大敗しているのに責任を取って辞めない石破氏がおかしいのだ。石破氏を辞めさせる総裁選前倒しは、民意であり間違っていない。堂々と提出してください。逆に出さない人も分かるので、出さなかった人は次の選挙で相当叩かれると思った方が良い。
4、石破が降りないなら降りないで、次の選挙に有権者からの審判が下るだけなのにね。
3年後に衆参ダブルは公明党が絶対反対するから無いわけで、遅くとも2年以内に衆院選でしょうね。2年後には任期満了総裁選もあるんだし、そこに合わせて新総裁で選挙かな。とは言え、こんな石破を下ろせない体たらくじゃ支持率回復もないよ。それともこの2年間に劇的な何かを起こせる自信でもあるんでしょうかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4c903385ce4c87656f4353e11888dffcf7012ea3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]