事件概要:2023年7月12日、北海道福島町で新聞配達員の男性がヒグマに襲われ、死亡した。ヒグマは7月18日に駆除され、事件後、道庁には様々な抗議が相次いだ。「クマを殺すな」との意見や、逆に「早急に駆除せよ」との声が入り混じり、その後も抗議は続いた。道庁では120件以上の電話やメールが寄せられ、長時間の対応や不適切な抗議が業務に支障をきたし、担当者が疲弊しているという。
抗議は道外からも多く寄せられ、制度の対応力が問題視されている。
コメント:今回の問題は、個人の感情や意見が社会問題にどう影響を及ぼしているかを強く浮き彫りにしています。ヒグマ駆除の是非に関して、まるで感情論で押し通すような対応が続く現状に、危機感を感じざるを得ません。クレームが業務に支障をきたし、対応する職員が疲弊している現状は深刻です。現場が直面している問題は、単にヒグマの駆除だけでなく、公共機関が適切に対応できる仕組みの欠如にも繋がっています。
まず、行政側は「切電」などを導入して無駄なクレーム対応を回避すべきです。次に、地域住民と道外の人々に対し、情報提供と教育を強化する必要があります。また、長時間にわたる無駄な抗議対応が続かないよう、組織的なマニュアルやガイドラインを整備し、クレーマーに対して毅然とした対応を取るべきです。
最後に、この問題が公務員不足や市民サービスに及ぼす影響を真剣に捉え、今後の政策に反映させていかなければなりません。
ネットからのコメント
1、「ヒグマを全滅させろ!」って言う人もいるのでね。まあ主張は何を言っても良いのですが、少なくとも電話はやめてもらいたいものです。主張をすることに夢中の人は時間を気にしないでしょうが、受けている職員は「電話番」ではありません。さまざまな仕事をしているのです。電話を受けている時間それが止まります。迷惑でしかありません。メールで主張したいなら主張して下さい。勿論同じことを大量に投稿したら、それはもはやスパムメールです。
2、>例えば「10分を超える」「大声を一度でもあげる」「名前を名乗れと要求する」などの場合は電話を切っていいルールを作るべきだ、と増沢さんは訴える。その通りだと思います。抗議電話は、何も効果はないと思いますよ。ネット署名でもした方が、まだマシかと。それにしても、クマの対策は必要だと思います。ハンターへ報酬を十分払うのはもちろんですが、駆除して良い頭数を増やすべきかと。
九州や韓国にはクマがいないと聞きますが、生態系が崩れたとも聞かないです。仮に居なくなったとしても大禍無い気もするのですが。
3、業務にも大きく支障を来すと言われるこの問題が、ずっと以前から様々な最善策が講じられていても一向に善くならないなら、迷惑条例のような強制力も選択肢の一つになるとしか思えない。生きている大きな鹿に激しく噛み付いては引きずる姿などを見聞きさせられただけでも、山から降りれば十分な餌にありつけると完全に学習したのではないか?と思わざるを得ない。 猟友会と言われる方々がボランティア同然として、あれだけ命懸けの善処を繰り返してきても、その危険度に全く符合しない在り方は変えて当たり前だと思うし、そのような抗議電話が単なる迷惑行為に過ぎない事も理解出来ない人達の為に割を食っているに過ぎない印象しか受けないものです。
4、人間の味を覚えた熊はすぐに仕留めるしかありません。生態系を護るためにも。それをハンターは理解していますし、羆が多いアメリカのアラスカ州では7.62mm口径のライフル銃、そして確実に仕留められる対物ライフルの所持が法律で許可されています。
過去にアラスカに住んでいた元アメリカ海兵隊のアメリカ人の知り合いは人間の味を覚えた羆をM1ガーランド(米軍が第二次世界大戦で使用した小銃)で仕留めたことがありそれを咎められることはなく住民にむしろ感謝されたと話していました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/758fdf460d0e9950762fade43aafbac19e3edf07,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]