中国軍と日本の自衛隊の間で発生したレーダー照射問題について、中国国営メディアが音声データを公開しました。音声には、中国軍が訓練を行う旨を日本側に通達したとされる内容が含まれており、日本側もこれを受信したと言われています。しかし、日本の防衛相は、正式な事前通告はなかったと主張しています。中国側は、自衛隊機が訓練区域に悪意を持って接近したとし、両軍機が50キロ未満の距離にあったと述べています。

音声データの真偽は不明ですが、中国側は事前通知を行っていたとの立場を強調しています。

この件に関しては、双方の主張が食い違い、深刻な国際的緊張を抱えています。事件の背景には、国際的なコミュニケーションの不備が存在し、地域の安定を脅かす可能性があります。まず、軍事訓練の事前通報システムを国際標準に基づき見直すことが不可欠です。次に、両国間での緊急時のコミュニケーションラインを強化し、誤解を避けるべきです。また、国際社会の監視下で再発防止に向けた対話を促進することも求められます。健全な国際秩序を維持するためには、こうした制度の欠陥を速やかに修正することが急務です。国際社会はこの課題に真摯に向き合い、平和のために共同で解決策を模索する必要があります。国際的な協調は、互いの理解と信頼を深めるという価値に繋がり、平和を築く上で確固たる基盤を提供します。

ネットからのコメント

1、仮に公開された音声のやり取りが実際にあったとしても、自衛隊機に火器管制レーダーを照射したことは正当化されない。訓練区域を緯度経度で示したわけではないし、ましてやその区域に自衛隊機が入ったわけでもないはず。仮に事前に連絡した訓練区域に入っても、先ず無線連絡をするはず。領空侵犯でさえも、いきなり火器管制レーダーを照射したりはしないはずだ。

2、こんなことで世界を欺けると思っているのかもしれないが、少なくとも確実に日本からの信用は失った。元々中国政府に信用などないが、さらに失墜した。日本は、中国が晒している一連の手の内をすべてを知っている。ただ、日本以外の国も、オーストラリアとか米軍とかフィリピンとかベトナムなども同じような中国との食い違いを経験している。それらの国は確実に日本の言っている意味を痛いほど分かっているだろう。数ヵ月前には中国の海警がフィリピン艦船を追い回して中国軍艦と中国海警の船が衝突してフィリピンのせいにしていたけど、YouTube動画などにしっかりと証拠が残っている。

フィリピンの船を追い回して中国艦船同士が衝突して「フィリピンの責任だ」はないだろう。だんだんオオカミ少年は、世界じゅうからそのやり口や正体が知れ渡りはじめ、特に日本や周辺国からは相当嫌われている。嘘を触れ回っても結局中国が損するだけだ。

3、日本もコックピット内の音声を公表すればいい。ロックオンされた時のアラーム音や無線音声を公にすれば、どれだけパイロットは怖い目にあったか分かる。そして各国の判断をみてみたい。

4、「事前通報の有無」はどちらかが嘘を言っている事になる。交信記録があるとするなら、もしそれが事実ではないなら偽物だと言う事になる。徹底的に解析すれば分かるのではないか。求める情報を全て相手側に提供すべきだ。出さなければ怪しいと言う事になる。しかし事前通報があったとしても、ロックオンしたか否かとは関係のない話だ。