事件概要:2025年8月3日、京セラドーム大阪で行われたプロ野球パ・リーグのオリックス対日本ハム戦において、関西テレビの橋本和花子アナウンサー(26)が実況を担当した。この試合はスポーツテレビ局「J SPORTS3」で中継され、解説はT-岡田氏が担当した。橋本アナは、2025年6月29日のオリックス対楽天戦で実況デビューを果たし、同局初の女性アナウンサーによるプロ野球実況となった。
今回の実況は、13年ぶりとなる女性アナウンサーの実況に対するネット上の驚きの声が多数上がり、「女性が実況は珍しい」「新鮮だ」といった反響が寄せられた。
コメント:女性アナウンサーが実況を担当すること自体が、驚きや新鮮さを感じさせるのは理解できます。しかし、これが珍しい出来事であるという事実が反映するのは、むしろ社会の中で女性の実況アナウンサーに対する認識が未だに限られている現実です。これは、スポーツ実況というフィールドにおける性別の偏見や先入観が色濃く残っている証拠ともいえます。
実況をする能力やスキルに性別は関係ないはずです。実際、橋本アナウンサーの実況が話題になったことで、今後もっと多くの女性がこの分野で活躍できるようになるための一歩になるべきです。まずは、女性アナウンサーが男性と同じように自然に実況を行い、その存在が当たり前となるような環境作りが重要です。
そのために、メディア側は更なる意識改革を進め、女性の活躍の場を広げるために努力すべきです。
また、視聴者側も性別を超えて、そのアナウンサーが持っている実況のクオリティを評価するべきです。性別で差別しない、実力本位での評価がスポーツ放送における新たな常識となり、さらに多様性のある実況が可能になることを期待しています。
ネットからのコメント
1、女性アナウンサーの野球実況は、高校野球で聞いた事あるけど、男性が実況するのが聞き慣れてる分、違和感はありますね。ただ、過去の試合とか見てめちゃくちゃ実況の練習してるんだろうなっていうのは何か伝わってくる。オリックスのホームゲームだけど、そこまで偏ってる感じもなく、ファイターズの選手の情報もちゃんと勉強してる感じがして、実況する日が来るまで結構勉強してるんだろうなって思います。T岡田さんがそこまで喋るタイプじゃないから、頑張って喋らないといけないので、余計緊張感あるだろうなって思う。
2、かつてフジテレビ系列のプロ野球ニュースの司会を中井美穂さんが務めていましたが、本当に勉強を重ねたのでしょう、知識も兼ね備えた素晴らしい進行をされていました。
今度は実況という、その場面をうまく伝える力、さらには野球や選手についての知識が必要なところに橋本さんの起用となりましたが、たくさん経験を重ねて絶叫系とはまた違った、橋本さんを見たくなる中継になって欲しいですし、カンテレにも彼女にこの仕事を長く続けさせて欲しいと思っています。まだお若いですし、成功して欲しいと願っています。
3、知識もちゃんとあるし取材もしっかりしている点はすごくいいのですが、聞きづらいところがあります。特になんというか、語尾を柔らかく終わらせるというのでしょうか、バスガイドさんとかの喋りみたいなんですよね。好みの問題かも知れませんが、やはり男性アナウンサーの方が私は好きです。
4、平素はさながら報道かFMラジオのようですが、元々声が高いのか、オリックスがヒットを打ったりチャンスの場面で声が大きくなると更に高くなり、キンキンして聞きづらいです。ご自身が意識して低めに話しているなと感じるところもありますが、盛り上がるところは総じて高いかなと。解説のT岡田がすごくマイクに乗る声なので、その落差もまた聞きづらく感じさせる要因なのかなと思います。
個人的には、女声より男声のほうが実況は聞きやすいかなと感じました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b530306105f1332fb31756d424125eb272c8541b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]