11日午後0時半前、日本航空2823便(ATR42型機)が札幌・丘珠空港を離陸後、秋田行きの便として雲の中で航行中に片方のエンジンが停止しました。そのため、函館空港に緊急着陸を余儀なくされました。飛行機には乗員乗客合わせて26人が搭乗していましたが、全員無事であり、けが人は確認されていません。機体は函館空港で運航を打ち切り、後に徹底的な点検が行われる予定です。
北海道エアシステムによれば、アイシング現象がエンジン停止の原因の一つと考えられています。午後1時半ごろには、函館空港で右のプロペラが停止したままの同機の着陸が観測されました。

これほどの緊急事態にも乗員乗客全員が無事であることに、まずは安堵しています。しかし、このような事態が再び起こらぬよう、航空業界はさらなる改良が求められます。まず、アイシング現象の影響を徹底的に調査し、特定の気象条件での飛行における安全基準を再評価することが必要です。また、それに対応する防氷装置の点検・強化が求められます。さらに、航空機の異常発生時における速やかな判断と対応ができるよう、訓練プログラムをアップデートすべきです。このような問題を軽視すれば、乗客の安全と信頼が危ぶまれます。迅速で効率的な対策が航空業界の未来を支え、安心して利用できる空の旅を提供することに繋がるでしょう。
ネットからのコメント
1、パイロットは片発停止時の訓練をしっかりと積んでいます。実地試験や定期技量審査でも必須項目です。エンジン一発止まっても安全に飛行できます。雲中飛行中での発生とのこと、氷が影響したのかな。雲中での片発飛行はパイロットにとってもかなり大変だったと思います。おつかれさまでした。
2、こういう状況になりながら、無事に下ろしたパイロットとそのクルーさんたちには敬意を表示したいと思います。当然、想定にもある事態だろうし、相当な訓練を積んでいるとは言え、さすがに実際後ろにお客さんを乗せたまま、こういう事態が実機で発生してしまえば、相当に緊張する場面だと思います。
3、基本的に双発機は片側だけでも飛べる設計、とは言え停止したエンジン側の席で主翼に近い乗客はプロペラが停止した状態を間近で見ている訳なのでその瞬間は生きた心地はしなかっただろう。何はともあれ無事に着陸出来て良かったです、着陸した時は全ての乗客がホッとした事と思います、片側エンジン停止後も冷静に機体を保ち着陸させた機長始めクルーの皆様、本当にお疲れ様でした。
4、片方のエンジン停止の中、よくぞ着陸まで保ってくれました…。原因はともかく全員無事で何よりです。パイロットの方々、搭乗員とお客さん含めた皆様、地上側業務の皆様、素晴らしい連携があったものと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1c4ec34be492b199c1e63fde20f9d83179f3bc7d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]