事件概要:
2025年7月30日に放送された日本テレビの「上田と女が吠える夜」において、お笑いタレントのいとうあさこが学生時代の国語のテストについて話した。いとうは、「筆者の気持ちを考えろ」という問題に疑問を感じ、長文で自分の意見を述べたが、評価は下されなかったと告白。
テストでバツをもらった後、いとうは教師に「あなたは筆者ではないのに、なぜ筆者の気持ちを知っているのですか?」と質問し、当時の自分を「嫌な生徒だった」と笑いながら振り返った。いとうは、女子御三家の雙葉学園の出身であることも明かした。
コメント:
いとうあさこのエピソードは、教育現場の一部に見られる過度な形式主義と権威主義を象徴している。テストで「筆者の気持ちを考えろ」という問題が出された際、個人の解釈に重きを置かず、標準的な解答を求めること自体が無理を生むことがある。教育は学生に思考力を養わせるべきで、決まった正解を押し付けることが本当にその目的を達成しているのか、疑問が残る。
教育現場に必要なのは、以下の改善点だ。まず、テストの設問はもっと柔軟に個々の意見を尊重するものに変わるべきだ。次に、教師は「正解」を教えるだけでなく、生徒が自らの意見を形成できるようサポートする役割を持つべきだ。そして最後に、教育方法自体が進化し、生徒に自由な発想と柔軟な思考を育む環境を作ることが必要だ。
現状の教育システムは、画一的な解答を求めることで、逆に生徒の創造性や個性を抑圧している。
ネットからのコメント
1、全く同じ行動を取ったことがあります。と言うか、こういった問題に対しては作者に聞かない限りは正解はないし、以前もどこかの一流大学の入試にこういった問題が出て、作者本人が「違います。勝手に解釈しないでください」と抗議した事が有りましたよね。
2、小学校でやまなしという作品にでてくるクラムボンってなんなんやろ?理解できませんでした。その時も作者の気持ちになってという問題があり、困り果てました。今だに教科書に載っているので、素晴らしい作品なのでしょうが、私があまりにも凡人なため今だになんなのか理解できていません。
でもずっと記憶にあるということは凄いですよね。
3、今はAIが文まで作成してくれるらしいが、やはり文章作成とか、社会生活においても伝えたい言葉を文字にするのはそれなりに語彙力、読解力が居ると思って居ます。数学とかの答えが決まってるものとは又違い、表現力が試されるものもある。読書する事によってかなり培われる部分も有ると感じています。
4、その小説の作者でも大学入試の問題と解答例を見て、その解析力に驚く、と予備校の先生から聞いたことがある。だいたい正解とされていることは、学者の分析の定説にすぎない。その後見方が変わることもある。まあ、担任(担当者)がそれをわかっていて、生徒のさまざまな見方をする回答を面白がってくれる柔軟性があるかどうかかな。入試とかではその限りじゃないけど。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/78989b7c84cda2efb76c3aac97cc1b7ae84adfe8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]