昨年から今年にかけ、小さな白い袋状の「オーラルたばこ」が相次ぎ発売され、煙や臭いが発生しないため、喫煙者の新たな選択肢として注目を集めています。紙巻きたばこの代替とされるこの製品は、上唇と歯茎の間に挟んでニコチンを摂取しますが、医療関係者は口腔がんや依存症拡大のリスクを警告。国内市場では販売数が倍増し、喫煙場所の減少が普及を後押しする一方、日本の禁煙政策や健康リスクへの意識の遅れが指摘されています。31日は世界禁煙デー。

オーラルたばこの普及は一見、喫煙者の不便解消や健康被害の低減策に見えますが、実際には新たな健康リスクを内包するとともに、依存症を温存しようとするたばこ産業の策略を象徴しています。まず、この製品は口腔粘膜を介したニコチン摂取という特性から口腔がんの発生リスクを高め、WHOや医療専門家からも警告を受けています。
また「煙のないたばこ」という利点を強調する一方、未成年者の乱用や第三者への潜在的な害について十分な注意喚起がされていない現状も問題です。
本質的な背景には、喫煙場所規制の強化や消費者行動の変化に対応しつつも、依存症を減らしたくない企業のマーケティングがあります。対策として、以下の手段が提案されます。(1)オーラルたばこに対する長期的な健康影響調査の義務化。(2)未成年者へのアクセスを徹底的に規制する法改正。(3)依存症対策に注力した公的禁煙プログラムの充実。
最先端の健康政策に舵を切るべき時です。「依存を減らす」国際的潮流に乗り遅れる日本の現状は看過できません。国は喫煙者の利便性ではなく、全ての人の健康を守る方向へ進むべきです。
ネットからのコメント
1、先ず、脳内にはドーパミン、セロトニン、アセチルコリンなどの神経伝達物質と呼ばれるものがあり、通常、神経伝達物質は自然と分泌され、それぞれの物質が人間の感情をコンロトールしています。煙草に含まれるニコチンは、感情をコントロールする神経伝達物質の分泌を強く促します。
ただし、常習的に喫煙をしている人は、しだいに脳のバランスが崩れ、その神経伝達物質の分泌を調整できなくなり、喫煙をしなければ神経伝達物質の分泌が行われない状態となります。喫煙をしていない状態のときは、常に神経伝達物質は不足している状態になりますから、喫煙をしていない常習的な喫煙者は、いらいらしたり、怒りっぽくなるのです。そして、喫煙をすると神経伝達物質の分泌が始まり、快楽や安心感が得られるのです。この構造は薬理作用とよばれ、覚醒剤など依存性のある他の薬物と共通の構造です。
2、煙を消したら、問題まで消えたように見せるのはうまい商売だと思います。ニコチンの怖さは、煙や臭いだけではありません。脳の報酬系に作用し、一時的な安心感や集中感を与える一方で、切れるとまた欲しくなる。紙巻きから加熱式、そしてオーラルたばこへ形が変わっても、依存の本体は残り続けます。しかも、煙が出ないことが「どこでも使える」という抜け道になっていくなら、それはまた別の問題です。喫煙スペース以外でも目立たず使える、周囲に分かりにくいという点は、むしろ若年層への広がりや依存の見えにくさにつながる怖さがあります。
たばこ産業は、時代に合わせて煙を消し、臭いを消し、抵抗感を消してきたのかもしれません。でも本当に消すべきなのは、ニコチン依存そのものだと思います。刺激で満たすより、もっと自然に触れて、身体が楽になる楽しみ方を増やした方がいいのではないでしょうか。
3、これ職場の人が試してみる?と貰ったのだけど口に入れてすぐ口の中ビリビリと刺激がすごくて喉が締まるというか心臓バクバクになって合わなかった。急性ニコチン中毒っぽくなったのかアレルギー症状なのかはわからないけどフレーバーのタバコ特にカプセル入りのもそうだけどすごい香料の味
4、非喫煙者ですが、他人に迷惑をかけないように進化してて、本人が身体に悪影響があるのは分かってて使ってるんだから、特段周りが言うことは無いなと思いました。嗜好品で国も許容してるのだしね。もちろん子供の手が届かないよう管理しましょう、というのは当然みなさん分かってるだろうし。大麻とか麻薬が蔓延するよりは全然良い。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fe8d9297301f814ab82b83d47353721bf45fcc1c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]