59歳の高橋修一さんは、20年前に東京湾岸エリアで3LDKのタワーマンションを6,900万円で購入しました。当時は地盤や修繕積立金の不安から周囲の批判を受けましたが、定年直前の現在、この物件は1億5,800万円の価値に成長しました。不動産価格は、低金利政策や需要増により上昇し、特に都心では資産価値の向上が顕著です。退職金課税や年金の減少が懸念される中、不動産投資が老後の資産形成に大きな影響を与えています。

今回の内容は、不動産市場の動向と個人の資産形成について触れられたものです。これに対するコメントを以下に提示します。
高橋さんの話は、一見成功談であり、彼自身の判断が正しかった事例です。しかし、このような成功はすべての人に適用されるわけではありません。その背景には、住宅政策や資産格差の拡大などの問題があります。不動産の価値が著しく上昇し、多くの人が恩恵を受ける一方で、新たに市場に参入しようとする人々にとっては高いハードルとなっています。不動産価格が急騰することで、住宅購入が富裕層限定の選択肢となる可能性があり、これは社会の不平等を助長しかねません。
本質的な問題は、住宅の供給不足や政策の欠如にあります。まず、政府は地価抑制のための包括的な施策を講じるべきです。次に、より多くの人々がアクセスできる住居の供給を促進し、地価の地域間格差を是正するための規制を強化する必要があります。
また、国民が自らの住宅資産価値を高める能力を持つような金融教育も重要です。
価値観の対比を考えれば、高橋さんの成功は個人の選択の賜物ではあるものの、不動産市場の不安定さは社会全体の問題です。この問題を乗り越えるためには、個人の賢明な選択だけでなく、社会全体のシステム改革が求められます。
ネットからのコメント
1、すごいです!まさに東京都心部ならではのドリームですね。最近の高騰はよく聞きますが当時は3LDKが6000万台で買えたんですね。私は地方都市ですが当時2000万台だったマンションが今では4000万になってます。一億円超えの住宅や50年ローンも出てきてますがこれからもっと上がるんですかね?もう新築は普通の人では躊躇する価格になりました。
2、私もタワマンではないけど皇居徒歩圏内の都心にマンション買った。当時はリーマンショックで「まだまだ地価が下がるから辞めとけ」しか言われなかったけど、低金利の間にローン完済して、中古なのに購入時の倍の価格で業者が買取しますと言ってくる。一昨年くらいまでは1.5倍程度だったから、ここ数年の不動産価格の上昇には驚きしかない。
3、都心部では、自宅売却で値上がりして利益が出ても、住替える新たな家もかなり値上がりしています。資産としては増えていますが、結局はキャッシュは増えません。一番良いのは、値上がりした家を売り、ローンを完済したうえで値上がりしていない家に住替える、つまり、東京の家を売り地方へ移住することです。値上がり益だけで生涯、金銭的な不安なしに生活できます。
4、東京湾岸エリアのタワーマンションに何度か伺ったことがある。冬、レインボーブリッジの方向に花火が打ち上がるのを観た。ロケーションは最高。だが、私はアカデミックな本郷あたりの低層マンションの方がいい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ea2e732d2aaba0282fa1cdeb2d322c0985d1ba3f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]