2023年10月20日、歌手のGACKTが自身の公式X(旧ツイッター)で、岩手県滝沢市の中学校にクマが侵入した件について私見を述べた。GACKTは、「もはや笑えない現実だ」とし、副校長の勇敢な対応に敬意を表した。また、森や山を削り、ダムで川をせき止める人間の活動が、クマの出没につながっていると指摘。世界的には生態系を取り戻す動きが広がる中、日本では環境破壊が続いている現状を批判した。
クマの出没は、気候変動だけでなく、環境政策の欠陥に起因しているとの考えを示し、「にらみ合うべき相手はクマではなく、この現実」と結論付けた。
GACKTの指摘はまさに現代が抱える深刻な課題を浮き彫りにしました。クマの出没は単なる動物の侵入ではなく、自然環境を破壊し続けることで人間社会に象徴的な警鐘を鳴らしているとも言えます。森林伐採やダム建設、果てはエコを謳いながら自然を消耗する行動の結果が、今回の事件を招いていることは明白です。この問題に対して、まずは国が率先して環境政策を見直すことが必要です。具体的には、①自然保護区域の拡大と厳格な管理②既存のエネルギー政策の再評価と、持続可能な方法への転換③地域住民が自然保護活動に参加できる制度の構築などが提案できます。自然の声に耳を傾け、持続可能な未来を築くための真摯な努力が求められています。
これこそが人類の未来を守る上で避けて通れない現実なのです。
ネットからのコメント
1、因果関係はわからないけど、SNSではソーラーパネルがたくさん設置されている付近が猛暑になってるのを見ると、少なからず環境に悪影響を受けているのではないかと感じてしまう…自然に更地になってる所だったら別だけど、わざわざ森林を削ってメガソーラーを設置するのは環境に良いのか疑問になるソーラーは建物の屋根に設置するくらいまでにした方がいいと思う
2、ダムを壊すべきだとは思わないが、日本の山林は多くが杉などの針葉樹林に植え替えられてしまったのでそれを元の混合樹林に戻していくべきだとは思う。そして増えすぎたクマやシカ、イノシシなどの野生動物を適正な頭数に維持していくような施策は国を挙げて行わなければならない。そのために若手ハンターの養成や害獣駆除の手当てを自治体ではなく国が責任を持って適切な金額を支給するべきだろう。
3、日本の川は、滔々と流れる大陸の川と違って落差大きい急流が遥かに多い。だから度々川が氾濫して、各地に大きな災害をもたらした。
川の上流にあるダムは、災害を少なくしているし、旱魃の時の備えでもある。ダムによっては発電も行い上水道にも寄与している。自然のままで問題が無いなら良いが、日本の川は、暴れ川。クマによる被害は、ダムのせいでは無く個体数の増加だろう。
4、ダムが原因ではないですね。それならここ数年で急にクマが人間を襲い始めていることの説明がつかない。環境破壊は原因としてありうるとは思いますが、いちばんの問題は人間によるエサやりではないでしょうか。あとは、親グマだけを駆除したことで、子グマが人間を怖がらなくなって、そのまま成長したケースなどもあると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7122d4dd0001a5b1afceb16ba8685996c45b7113,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]