トランプ米大統領は9月19日、ウクライナの戦争終結に向けた和平合意での「安全の保証」について、米地上部隊の派遣を否定し、航空支援の可能性を示唆しました。ゼレンスキー大統領との会談ではウクライナの安全を支援すると表明。ホワイトハウスの報道官は空軍支援を「選択肢」と確認しましたが、詳細は不明。米国と欧州が「安全保障」を検討中で、欧州軍地上部隊の派遣とその指揮統制を米国が担う案も模索されています。
ロシアはNATO軍派遣を拒否。ウクライナでの戦闘は続き、ロシアとウクライナが戦死した兵士の遺体を相互返還する中、外交活動が活発に行われています。
米国がウクライナ問題で地上部隊派遣を否定する一方で、表面化しているのは西欧諸国と米国の軍事的な協力体制の不確実性です。この状況は、明確な戦略の欠如を際立たせ、ウクライナを支援する力強さには欠けると言わざるを得ません。現状として、安全保障を巡る曖昧な姿勢は国際的な団結力を削ぎ、ウクライナの不安定さを長引かせる要因となっています。根本的な問題は、欧米諸国が共同でしっかりとした軍事支援の枠組みを策定することができていない点にあります。この背景には、政治的、経済的な圧力が絡む複雑な国際関係が横たわっています。まず、明確なリーダーシップを持って安全保障の枠組みを確立する必要があります。
次に、透明性のある交渉を通じて各国が一致団結できる協定を制定するべきです。そして、柔軟で迅速な対応が可能な共通の軍事的指揮体制を構築することが重要です。こうした積極的な対応が国際社会の協力を促し、ウクライナの平和への道筋を照らすものとなるでしょう。
ネットからのコメント
1、トランプ大統領が地上軍の派遣を否定したのは妥当な判断だと思います。ウクライナへの安全保障は重要ですが、自国の兵士の命を危険にさらすわけにはいかないですからね。ただ空軍の支援は検討するということで、再考の余地はありそうです。そもそもプーチン大統領が本当に和平を望んでいるのか疑わしいものですが、米欧がどのような現実的な安全保証をとりまとめられるのか、外交努力は続いているものの、和平実現への道のりは、いまだ遠いと感じます。
2、歴史を自国にとって全て都合良く考えるなら、そもそもウクライナはロシアであったのだからそれを取り返して何が悪い?って考えなんだろうなぁ。支配者の独善のために犠牲になる人が一体何を持って贖われるべきなのか私には分からないけど、この悲惨な戦闘が終結してくれる事をただ望みます。
3、プーチンが侵略を諦めて譲歩するなんてあり得ない。だから、このままズルズルと戦闘が長引くだろう、その結果、支援してくれる多くの民主主義国家や世界世論に支えられるウクライナより、一部の独裁国家からしか支援画えられず、世界世論の圧力が増すロシアは、段々と追い込まれてゆくだろう、身勝手な侵略戦争を起こす国が、何時までも、のさばり続ける事が、許されてはならない
4、アメリカは、人もお金も出す気はない。トランプ政権になり、新たなウクライナ支援が止まり、ドイツを中心とする欧州がアメリカから武器を買い上げ、ウクライナへ供与しているのが現状。今後もこの状況が続くのだろう。ドンバスを渡すことは、ロシアが侵攻を再開した場合、ドンバス北部がロシアの前線基地となる。ドンバスの譲渡は無く、和平も難しいだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6761b9ffd0dcf3f4751d3edb4d835e47095cf237,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]