沖縄本島南東の公海上空で6日、中国海軍の空母「遼寧」から発艦したJ15戦闘機が、航空自衛隊のF15戦闘機2機に対してレーダー照射を行った事件が発生しました。レーダー照射は午後4時32分頃と午後6時37分頃に行われたとされ、いずれも目視できない距離での行為でした。照射を受けたF15は別の機体で被害はなく、防衛省は捜索用途でなくF15を狙った行為と判断。
日本政府は、この危険な行為が不測の事態を招きかねないとして、中国側に抗議しました。同時に防衛省で緊急記者会見を開き、小泉防衛相は遺憾の意を表明、船越健裕外務次官は中国の駐日大使に再発防止を厳重に求めました。

中国による自衛隊機へのレーダー照射は、日本の防衛に対する重大な挑発行為として問題視されるべきです。このような行為は、国際法に基づいて不法であり、地域の安全保障に重大なリスクをもたらします。まずは、日本政府が強力な抗議と共に国際社会と連携し、中国に対し透明で責任ある行動を迫ることが必要です。次に、日中間で安全保障に関する直接対話を強化し、緊張緩和を目指すことが求められます。さらには、自衛隊の航空防衛能力を強化し、再発防止策として国際水準の技術を導入することも重要です。日本の安全保障が脅かされないために、国家は毅然とした対応が不可欠であり、この問題が国際舞台で適切に議論されることを期待します。
ネットからのコメント
1、そもそも国際空域を日本の自衛隊機が飛んでいても国際法上、全く問題ない。それを中国海軍が一方的にレーダー照射したのだから、中国側に非があるのは明かだろう。意図的に挑発行為を行いながら日本が正式に抗議をすれば日本が「安全を脅かした」と被害者アピールするのは通用しない。日本は中国の覇権主義に苦慮している他の国々と連携しながら、中国が東アジアの平和を乱していることを国際社会に訴えるべきだ。この件に関しては毅然とした対応が重要だと思う。
2、このところの中国の一連の流れは明らかに中国が日本に対しての脅しです。しかし、中国は高市政権になったことで怯えているのでしょうね。政権の中に中国の要求を飲むような閣僚がいなくなり、静かなる侵略を狙っていたのでしょうか。首斬り発言、琉球発言、サンフランシスコ講和条約への発言、そして中国空軍による自衛隊機へのロックオン…世界の他の国々に対して中国という国家が如何におかしいことをしているのかを訴えていき、アメリカ以外とも連携して対処していかなければならないのでは。
3、世界に向けて今回の出来事をしっかり発信する必要がある。そして防衛大臣も今度このような異常事態があればそれ相応の対応をとると言った方が良い。
4、ロックオン は実戦レベルの緊張状態に入った証拠。冗談や軽い威嚇の域を越え、軍事的にも外交的にも極めて深刻な意味合いを持ちます。日本が自国を防衛するための抑止力を発動するのなら核保有は致し方ないでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/91ed6cd7adfdc7bac388c570e3fe802135e0b55f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]