事件概要:2023年7月30日、鹿児島県指宿市で行方不明になった80代の男性が、警察犬ウォルト号(シェパード、雄1歳2カ月)の初出動により発見されました。行方不明者の捜索は、約50名が参加する大規模なもので、ウォルト号が約5時間半後に加わりました。ウォルト号は、空気中の臭いを頼りに約4分で男性を発見。発見場所は男性の自宅敷地隣の山林の崖で、見通しが悪く、獣道もない場所でした。
ウォルト号と担当の福留明光さん(62歳)は、この功績により、表彰状とサツマイモ10キロの副賞を受け取りました。
コメント:ウォルト号の初出動での見事な活躍は、警察犬の重要性を改めて証明した瞬間です。こうした迅速かつ正確な対応が、行方不明者の発見においていかに有効であるかを示しています。しかし、問題は警察犬の配備が十分でない地域も多く、今回のような事例が少ない現実です。捜索活動における警察犬の活躍をもっと広範囲に活用できる体制を整えるべきです。まず、全国の警察犬の数を増やし、訓練環境の充実を図ることが必要です。次に、警察犬に加え、ドローンやテクノロジーの導入で効率的な捜索方法を確立するべきです。最後に、地域コミュニティとの連携強化を図り、情報提供や協力体制を整えることが求められます。
ウォルト号のような警察犬がもっと多くの命を救うことができるよう、今後の整備を進めていくことが不可欠です。
ネットからのコメント
1、犬って、人間が撫でたり抱きしめて褒めてあげると、目をキラキラさせて、本当にうれしそうに喜ぶよね。どうして人間のためにそこまで?って思うような、無償の愛を注いでくれる。きっとこの子も、副賞のお芋ももちろんうれしいだろうけど、飼育担当の方に褒めて欲しくて頑張ったんだろうな。
2、たった4分で発見とはすごい嗅覚と能力ですね、やっぱり犬は捜索救難には最適な動物ですね。縄文時代から犬は人と一緒に暮らしていた最も古い仲間、ぜひこれからも人命救助に大活躍してほしいですね。
3、担当の方は嬉しいでしょうね。以前居酒屋で警察を退職された捜査犬の係の方が隣にいて何と無く我々との話に一緒になりました。その時その方がワンちゃんのことを話す姿は、もう単なる犬と言うより完全にバディー、夫婦、親子と言う親密な関係でしたね。初出勤でのお手柄お見事です。
4、彼女への隠し事が5分でバレた私と違い、ウォルト号はわずか4分で行方不明者を見つけ出すという、まさに”仕事ができる男”の鑑のような活躍を見せてくれました。
しかも初出動での成果とは、デビュー戦とは思えない堂々たる働きぶり。サツマイモ10キロという報酬も、渋すぎて逆に尊い。やんちゃで好奇心旺盛という性格も、まるで少年マンガの主人公のようで、今後ますますの成長が楽しみです。彼の鼻と忠誠心には、恋愛における“勘の鋭さ”すら見習いたいところですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6ab7cf25dc15f8535b2dee871dc6f823ffb1803a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]