参院選での大敗を受けて、森山裕自民党幹事長の責任問題が浮上しています。森山氏は引責辞任を示唆しつつも、少数与党の国会運営にあたり欠かせない存在であるため、幹事長代行や代理への「降格」案が噂されています。この奇策により、形式的には責任を取った形を取りつつも、実質的には幹事長業務を担い続ける可能性が指摘されています。一方で党内では、石破茂首相の退陣を求める声や総裁選前倒しを求める動きが広がっていますが、続投支持の意見も根強く、政権延命に向けた模索が進行中です。
後任幹事長には小泉進次郎農林水産相などが候補に挙がっていますが、内外からの不信感や党内基盤の崩壊が政権への影響を深めている状況です。
この状況には批判的な対応が必要です。
参院選大敗を受けての自民党内の対応は、責任回避を巧妙に装う「奇策」が浮上している点で異常と言うほかありません。本来、選挙での大敗は指導層の明確な不信任を示すものであり、責任を取ることは民主的な政治の本質です。しかし、森山幹事長を形式的に降格させて実質的に業務を継続させる案は、表面的な責任追及を演出し、政治的責任を曖昧にする制度的欠陥を露呈しています。
党内基盤の薄い石破首相が森山幹事長に依存せざるを得ない背景も明らかです。この弱い基盤のために党全体が不透明な対応を続けるようでは、国民の信頼をさらに失いかねません。責任回避の構造が続く限り、自民党全体の基盤崩壊は加速するだけでしょう。
具体的な解決策として、まず、森山氏を含む指導層が選挙結果を真正面から受け止め、閣僚級の大幅刷新を実施するべきです。また、総裁選を前倒しして党としての意思を明確に示すことが重要です。そして、議席を失った原因の一端を担う党内の意思決定プロセスを公開し、透明性を高めることで信頼回復を図る必要があります。
このまま形式的な責任回避を続けるなら、民主的な価値観から乖離した政治を国民から見放される結果になるでしょう。責任を軽視した延命策の末路は、歴史が繰り返し示してきた通り、党そのものの衰弱にほかなりません。
ネットからのコメント
1、国民の多くは「国民を守る」人を求めているのであって「消費税を守る」と断言する人は求めていません。石破の鳥取、森山の鹿児島、地元から出た政治家を推す気持ちはわかりますが、実際のところ現状のままで国が良い方向に変わると思いますか?地元贔屓や忖度は抜きで、真剣に今後のことを考えたら今の自民党政権ではダメだとわかってるはずです。この国を変えたい気持ちがあるのなら、地元だから・自民党にしとけば安牌…といった今までの有権者1人1人の投票の在り方を変えて行くしかないと思います。
70代80代の高齢者は自民党に洗脳されているようなものなので説明しても理解できないと思うし、政府の恩恵を受けてる企業や団体は自民党を推すでしょうが、それ以外の被害を受けてる多くの国民は現実をよく見て国民のために動いてくれる政党を選ぶ必要があると思う。
2、国民が生活に苦しむ中、減税を訴えているなかで、【消費税を守り抜く】と宣言した人間に何ができるのか?誰が支持するのだろうか?消費税を守ること、これも一政治家の考えとしてはあってもよい。考えようによっては消費税は必要かもしれない。しかし、一番大切な国民の生活を置き去りにして自分達の襟も正せない自民党の政治家に誰が期待するのだろうか?今も生活に困窮している国民がたくさんいる。今党内のゴタゴタを見せられている場合じゃない。これがわかってないからいつまでも権力争いばかりになる。本当に党のことを考えているなら、石破さんもろとも潔く退任すべきだった。国民を無視した自民党政治にもう誰も期待していないのではないか?突っ込みどころが多すぎる現与党にはうんざりしています。
私は自民党政治に不満があります。まぁもう何も期待してないけどね。頑張れ参政党!
3、森山氏は引責辞任を示唆したが、少数与党の国会運営を乗り切るためには代えがきかず、首相と一蓮托生の関係にもあるとみられているためだ。去年の総選挙、都議会議員選挙、参議院選挙と3回連続惨敗し、衆参共に過半数割れ、都議会選では第一党を都民ファーストに奪還され議長ポストも都民ファースト。これで自民党総裁とナンバー2の幹事長も責任を問われないとなれば前代未聞ですよね。しかも、石破総裁が森山幹事長に辞めないでくれと慰留とは呆れます。ただ、石破辞めろ!と声高々に騒いでいるのが裏金議員やダンサー中曽根とどの口が言ってんだとはなりますがね。党内の正式な手続きを経て総裁選前倒となればそれに従い、石破も出れば良いと思う。それが嫌なら、前倒しが決まる前に今すぐ衆議院を解散し信を問うべきで、総裁選前倒しも嫌だ、衆議院解散も嫌だ、責任も取らないはどういう了見なのか理解不能。
4、参議院選挙で自民党、石破首相に「No」と示し、過半数割れしたのに国民が支持していない石破首相に何を期待するだろうか?いつまで総理大臣をやり続けるのか?去年の10月に衆議院選挙の過半数割れし、少数与党となり、と今年6月に都議選挙で自民党の議席を大幅に減らし大敗し、今年の7月に参議院選挙で過半数割れし、少数与党になった責任は今だにしない石破首相。
早く、総理大臣を辞めないと参議院選挙を行なった意味がなくなるし、国益も下がる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/667a92c5841c4123f25f4a0dd560b73dc138bf71,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]