スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ氏と100人以上の活動家が、ノルウェーのオスロにて石油産業の廃止を求める抗議活動を行った。彼らはまずノルウェー最大の石油精製所を36時間閉鎖し、その後オスロの主要通りと旗艦銀行を封鎖。活動家グループ「リクレーム・ザ・フューチャー」は、DNB銀行を化石燃料産業への最大投資銀行と批判し、ノルウェーの石油・ガス産業の廃止を要求するデモを実施した。
ノルウェーは西欧最大の産油国であり、政府は産業が雇用と技術を育成し、欧州への安定したエネルギー供給に寄与していると主張している。抗議活動による逮捕者は出なかった。
活動家らが訴える石油産業廃止への要求は、愚直な反動ではなく未来への警鐘だ。石油依存の経済は、地球環境を破壊し続ける限り、私たちはその負の遺産を未来の世代に押し付けている。まず、政府は再生可能エネルギーへの転換を加速すべきだ。電力網の拡充、企業へのクリーンエネルギー技術導入の奨励、そして教育を通じた環境意識の向上が不可欠である。そして金融機関は、化石燃料事業への投資を止め、持続可能な未来への資金を向けるべきだ。これによって社会は、資源枯渇と環境破壊の危機から脱し、持続可能な発展の道を切り開くことができる。資本主義と自然の価値観の対立は、真の繁栄を求めるならば和解が必要だ。
ネットからのコメント
1、普段、自分がどれだけ石油に囲まれた生活をしているかは勉強してないんですかね。もちろん、CO2削減など必須になってくる地球規模の課題だとは思います。でも活動家の方たちはボルテージが一気に上がりすぎですよね。グレタさんが着用している衣服、化粧品はもちろん、移動手段の車や飛行機、鉄道などありとあらゆるものに石油は使われています。ジャングルで裸で生活して自給自足の生活をずっとしているのなら誰も文句言わないと思いますけど。
2、特に、世界のニュース(気候変動関係)にグレタ・トゥンベリ氏が出現し始めた頃、リベラル・左派で彼女を称賛していた人は多かった。しかし現在の過激な活動家と化したトゥンベリ氏を彼らはどう評価しているのか。例えば池上彰氏なども都合が悪くなればダンマリなのではないか。
3、この手の活動家は自分達に危害を加えない国でしかデモを起さない。この間のガザ地区への渡航も阻止される事を前提に活動しているし。それだけ事前にアピールもした。CO2排出大国の中国やロシアなどで起こさないのは、身の補償ができないからね。
4、グレタの首に巻いているのは、パレスチナ人が頭に巻くターバン?それを買うためにスマホかPCを使ったと思うのですが、スマホもPCもプラスチックでできてます。プラスチックの原料は石油です。通信には電気が必要です。そしてグレタの所に届くまで飛行機か船を使いますが、動かすには化石燃料が必要です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/598d032af614afc43796863443efcb8ad5539a17,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]