雑貨業界大手の「ロフト」と「ハンズ」の巨大店舗が次々と閉店しています。特に、2021年に池袋サンシャイン60通りにある「東急ハンズ池袋店」が閉店し、2025年には大阪梅田の「梅田ロフト」が近隣の百貨店「阪神梅田本店」への移転を予定しているため、一時閉店します。これらの店舗は、それぞれ地域のランドマークとして長く機能してきましたが、売り場面積の過剰や経年劣化に伴う効率の低下に直面し、小型店舗への転換やグループ内外企業との提携、地域百貨店とのフランチャイズ契約による業態改革に乗り出しました。

この変化は特定顧客層の獲得にも関係しています。

雑貨業界の大手であるロフトとハンズが抱える課題は見逃せません。今では、店舗老朽化や過剰な売り場面積が導いた床効率の悪さなど、従来のビジネスモデルが抱える欠点が浮き彫りとなっています。経済成長に支えられた大型店舗は、地域のランドマーク的存在でしたが、競合やインターネット通販との対抗も求められています。解決策としては、まず店舗移転やリニューアルを進めて柔軟な営業戦略を導入する必要があります。次に、地域密着型のビジネスモデルを模索し、体験型イベントや地域貢献を通じて顧客の支持を集めること。そして最後に、デジタル技術を活用した情報発信をより積極的に行い、多様なニーズに答えるべきです。雑貨業界は変革を迫られていますが、新たな業態への転身を図ることで、より豊かな価値を提供し続けることができるでしょう。

ネットからのコメント

1、広く浅くの品揃えのロフトやハンズより、ネットの専門店の方が品揃え的に深掘っていて勝負にならない場合が多くなってるよね。先日、靴紐を探しに銀座のロフト、ハンズに立ち寄りました。ハンズは靴紐の扱いは無し。ロフトには有ったが種類が2種類長さが4種類しか無く、選びようが有りませんでした。床面積の関係で品揃えに限界が有るのでしょう。ドンキの様に高くまでの陳列はしたくないのだろうし。価格的にも勝負にはならないので、実店舗で見て触れてネットで買うという時代は致し方ないのかなと感じます。

2、HANDSやLOFTをホームセンターに分類するのは、まあ確かにそうかなと思うけど、東京に住んでるとLOFTやHANDSをそんな風に利用してきていないかなと。出来た当初は、マニアックな部品とか何でもあって、明確に何が必要か分からないけど漠然と探しに行く店だった。価格は高いよね。ハンズとロフトは途中から方向性も変わってきて、もはやロフトにマニアックな工具や部品を探しには行かない。かと言ってハンズのマニアックさもどんどん減少しているので、結局ASKULとかモノタロウの通販で買うことに。

今のロフトは完璧に化粧品屋さんでしょう。ホームセンターは安いイメージかな。その分不便な場所にあったりするけど、敷地も必要だし、皆さん自家用車お持ちなのでそういう人向けなんだろうなと思ってる。ロフトやハンズと品揃えは違うんだけど、ある意味似たような集客をしてるのが、町中のIKEA。便利で楽しい。安いし。ニトリとかも。

3、雑貨って集客の呼び水になるからね。無印もニトリもアイテムを増やしてるし、3COINSも百均各社もなんだよね。競合が増えたことに加えネット販売もあるし、それにより価格比較もできるから、大きな売場をもつハンズやLOFTやPLAZAなんかは厳しいと思う。

4、福岡から上京した1987年、東急ハンズ渋谷店は光り輝いていました。それが、この間久々に行ってみたら田舎のデパートみたいで。なんか全体が時代に取り残されたみたいになってて。商品の並べ方とか今時でない気がしました。売り場面積の問題はあると思いますが改革が行われてない気がするんですよ。カインズになってるわけですが、昔の元気を取り戻してほしいですね。

やっぱり手にとって選べるのは大きいです。