愛媛県新居浜市の新居浜太鼓祭りは、10月18日に行われ、多くの観客が見守る中、重さ約3トンの中須賀太鼓台が大江太鼓台に対し、かき棒を数十回ぶつける危険行為を繰り返す事件が発生しました。この行為に関与した指揮者6人は、暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕され罰金命令を受けました。同祭りの前日にも、大江太鼓台側が中須賀関係者に集団で暴行を加える事件が起こり、両者の間に緊迫した雰囲気が漂っていました。
同じ地域内では、松山市の古町大神輿祭りでも参加者同士の乱闘が発生し、西条まつりでは12日にだんじり関係者による集団暴行事件が発生、6人が救急搬送される事態に。運営側は外部の人間によるけんか目的の参加が原因と考え、改善策を模索していますが、暴力行為の続発に県民は悩まされています。

このような一連の事件には深刻な問題が含まれています。祭りは地域の伝統文化を象徴し、多くの人々にとって喜びの場であるべきですが、近年は暴力によるトラブルが絶えず、祭りの本質が失われつつあります。問題は主に外部からの参加者による暴力行為や、SNS上での負の反響がますます影響を強めていることでしょう。運営側と行政は、この状況に対し迅速に対応しなければなりません。具体的策として、まずは祭りへの参加者を厳密に登録し、身元を確認するシステムを導入することが必須です。
また、暴力行為防止のルールをより明確化し、違反者には厳しいペナルティを設けるべきです。さらに、警察や地元ボランティアと協力した厳重な警備体制を敷くことで、平和な祭り運営を徹底する必要があります。楽しい祭りの裏に潜む影を払拭し、地域の文化と誇りを守るため、関係者全員が力を合わせ変革を推進していくべき時が来ているのです。
ネットからのコメント
1、昔から祭事には農作業による苦役などストレスの発散という効果があったことは認めるが、現代において常軌を逸した行為は犯罪でしかないからねえ氏子やその土地住みですらない部外者が暴れるのは三社祭や青森のねぶたなどでも問題になっているが、その後に待ち受ける地域的制裁を考えなくて済む気楽さがそうさせるのだろうから、法による処罰が代わりに求められても仕方がない
2、私はこういった祭りの盛んな地域に住んだことがない人間ですが、正直いいイメージがありません。大阪の某だんじり祭りでもそうですが、酒飲んだ男たちが暴れてる印象しかないからです。昔から思うのですが、人を乗せて命を預かるだんじりや神輿を動かすのになぜ飲酒OKなんですか?健全なお祭りを目指すならお酒を飲むのを制限されてはいかがでしょう?酒を飲んで気が大きくなるリスクを減らすだけでも結構な効果がある気がしますけどね。
3、事前登録者(地元の人間のみ)に事前に講習を行い、誓約書を提出した人にお祭り参加許可証を出し、この許可証を持っている者だけを参加させれば良いのでは。もし違反があれば刑事事件として立件し、その町内は数年間は参加させない。 それで祭りが廃れるようなら、それはそれでしょうがない。いまどき暴力がまかり通る祭りは世間から受け入れられないでしょう。 要は祭り主催者の本気度だと思います。
4、祭りの大切さは尊重されるべきだけど、灘のけんか祭りや岸和田のダンジリ祭りなんか見てて思うのは、なんでそんな綺麗な神輿をブツケたり傷つけたりするのかな?意味がよくわかりません。それに時代の背景も変わって来た、このご時世に勢いや勇壮を理由に暴力をけしかけるような祭りはどうかと思います。そういう意味では祇園祭なんかは静かで豪華で綺麗です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/077cdfc3c3497ff3dd3d828d619e7819401c258d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]