F1レッドブルの角田裕毅が、2023年11月7日のアブダビ・グランプリで印象的な走りを見せた。シーズン最終戦で正ドライバーとしてのシートを失うことが決まっていた彼は、「ラストラン」に臨んだ。フリー走行中のアクシデントにより旧型のマシンで決勝に参加。10番手スタートから、ハードタイヤで順位を上げ、一時ランド・ノリスを抑える。
ノリスとの激しいバトル後、角田は危険行為として5秒ペナルティーを受けるも、不満を表しつつも最後まで存在感を示した。

角田裕毅のアブダビGPでの走りは多くのファンに強烈な印象を残したが、その背景にはF1の競技規則に対する根本的な疑問が潜んでいる。今回、角田が受けたペナルティーは、彼が危険な走行を行ったとされるものであった。しかし、これほどの緊迫した場面で求められるのは、競技規則の明確化である。なぜ、ノリスのコース外走行が処分されず、角田の進路変更がペナルティーの対象となったのか。この矛盾はF1における競技ルールの欠陥を露呈している。まず、FIAはドライバーに対する透明性の高いルールと、その適用の一貫性を貫くべきだ。次に、審議プロセスをより迅速かつアクセスしやすくすることで、リアルタイムでのペナルティー決定が可能になる。
そして、ドライバー間の公正な競争を保証するため、テクノロジーを活用し、走行データの精査を進化させることが求められる。私たちのスポーツは、公平さと透明性が支え、ドライバーの才能と競技精神を称賛するものだと信じる。角田の走りが示した情熱は、これらの改正が必要であることを教えてくれる。
ネットからのコメント
1、ここでノリスにペナルティ下したら世界中から大バッシングされるからお咎めなしにしたんだろ?旧型仕様のマシン操らなければいけない中で最後までセカンドドライバーの意地見せたかったけど、いかんせん〇〇仕様の旧型RB21。シーズン前半全くグリップしないことで散々ローソン、角田苦しめたマシンでは太刀打ちできないよ…レッドブルはセカンドドライバーにも同等のマシン、ピットサポートできないのならRBというの姉妹チーム作らずに真剣にセカンドドライバーサポート強めたほうが余程フェルスタッペンのサポートに回れるのでは?
2、危険な走行ってより、進路を2回変えてはいけないってルールの方でしょうまあ速度差が違い過ぎたし仕方ない出来ればペレスの様に1周でも2周でも粘って欲しかったが‥
3、ノリスのオンボードを見ていたら、角田のライン変更なんて緩やかなものだったよ。F1公式では、英国人のクルサード達でさえ角田にはかなり厳しいペナルティだとも言っていたし。イン側のあの狭いスペースから抜きに行ったノリスの気迫が勝った。お互いの気持ちのこもった良いバトルだった。それを角田にペナルティ出されて、却って水を差すような形になったと思う。
4、角田ファンです。いろんな見方があると思いますが、ノリスがチャンピオンでよかったと思います。久しぶりに日本人のレーサーはシートを失いますが、マックスがワールドチャンピオンに届かなかったことで、レッドブルの1台を犠牲にして、徹底的にエラーを洗い出すために、パーツも偏りがあり、作戦もセッティングも他チームにない不可解なことをする戦略を改めてくれたらと思います。2台を同じように仕上げて戦っている、マクラーレン、メルセデス、フェラーリはやっぱりかっこいいです。来シーズン、今年すばらしい走りを見せたハジャが、今までのレッドブルのセカンドがやっていたような仕事はしてほしくないし、気持ちよく走る姿がみたいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/32b3dd4e9f0e130e3bdcf929177789da21b8a5b2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]