卓球混合団体のワールドカップ決勝は、10月7日に中国・成都で行われ、日本代表は1-8で中国に敗北しました。決勝では、大会前日の中国戦での敗北後に大幅なオーダー変更が試みられました。第1試合で松島輝空と大藤沙月のペアが、中国のエースペアに0-3で完敗。第2試合の女子シングルスでは、張本美和が0-3で敗れました。第3試合の男子シングルスでは、張本智和が1ゲームを奪ったものの最終的には1-2で敗北しました。

この結果に対し、SNS上では「決勝オーダーが不適切」との批判が噴出しました。特に、オーダーの変更により中国に有利に働いたとの声が多く見られました。

決勝での大幅なオーダー変更に対する批判を受けて、今回の決定がどれほど意図的で戦略的なものであったかが問われています。まず、試合のカギとなるオーダー設定が曖昧なまま進行し、実力を最大限に発揮できなかったことが問題です。本来、年下選手たちに経験を積ませるのは重要な視点ですが、決勝の舞台であれば勝利への最善策が求められます。体制の欠陥として、1つ目にオーダー決定プロセスの透明性と戦略性の欠如です。2つ目に、選手の持ち味を活かすことについての分析の不足。3つ目には、アウェーでのプレッシャーに対する心理的準備の欠如が挙げられます。以上の点を踏まえ、今後の試合運営については選手の特性を活かすオーダーの再設定、戦略性を持った試合前準備、経験則に基づくオーダー決定システムの確立を進めるべきです。

競技の舞台では、戦略と実力が相まって初めて真の勝者が生まれます。

ネットからのコメント

1、やはりオーダーミスは免れないだろう。張本兄弟に頼りすぎている。もっと視野を広げないとダメなんじゃないか。混合ダブルスで0-3もありうるとしたら17歳の美和には相当なプレッシャーがかかり潰れてしまう事も考えないと。混合ダブルスを若手起用ならシングルはベテランにするとか、決勝戦なんだから万全な体制は必要だろう。せっかく決勝戦まで選手は頑張ったんだから、リーグ戦では5-8なのに決勝戦は1-8なんて、選手もこんな結果に悔いが残るよね。

2、日本も数年前から比べると色々な組み方が出来る位、層が厚くなってきて、決勝も今のベストメンバーとして挑んだ結果だから仕方ないですかね。日本開催だったらまた違う展開になっていたかもですね。混合団体戦は負けても0-3でなく1-2で次にバトンを渡せるかがポイントですね。でもあの雰囲気の中、選手の皆よく頑張りましたよ。

3、いや、経験者だけど、またこれまでの試合見ていたが全然納得のオーダー。男子はダブルス2戦に松島くん持ってきていたが、今の彼の強さからは納得。

むしろシングルスを松島くんでも良かったかなと思った。早田はダブルスの試合見ていたが、ミスが多く、本調子とは全く言えない状態だったよ。

4、日本代表選手は優勝目指していたので､悔しいと思いますが､銀メダルおめでとうございます､そしてお疲れ様でした｡準決勝のドイツ､決勝の中国とは今大会2度目の対戦で､相手のオーダーを予想しながらのオーダー変更だと思いますが､相性等あり､難しいと感じました。中国に完敗したのは､残念でしたが､XD､WDは色々なペアを試して可能性を感じさせ､楽しく拝見できました｡今大会は中国の底力をまざまざと見せつけられましたが､まだロス五輪まで2年以上､色々な大会があります。やはり､男女とも個人のレベルを上げてないと､どの種目でも中国に勝つのは至難の業だと感じました｡来週からファイナル出場選手は年内最後の大会なので､頑張って下さい。