ノニト・ドネアと堤聖也のボクシングWBA世界バンタム級団体内王座統一戦が、10月17日に東京の両国国技館で行われた。この試合で43歳のドネアは29歳の正規王者堤に1-2の判定で敗北。試合中、ドネアは4回に堤をダウン寸前まで追い込むも、最後まで勝ちを掴めなかった。判定は116-112、111-117、113-115で堤に軍配が上がった。
試合後、ドネアの妻でトレーナーのレイチェルさんはジャッジに対する不満を表明し、採点のフェアネスに疑問を投げかけた。

ドネアがどのように戦ったかを踏まえると、試合結果は疑問視される余地がある。特に111-117という大差での判定は、試合中におけるドネアの効果的なパンチを考慮していないと感じられます。スポーツにおける採点の透明性は必須であり、特にこれほどの舞台では公正な審判が絶対条件です。まず、ボクシングのジャッジング基準の明確化が必要です。次に、第三者機関によるジャッジの評価システムを設け、視聴者や関係者に対して結果を透明にするのも効果的でしょう。また、技術向上のための研修制度をジャッジに提供し、偏見のない判定を促す体制強化が望まれます。スポーツの公正さはその感動に直結します。この体験をきっかけに、ボクシング界全体が再考に向かうことで、本来の競技精神を取り戻してもらいたい。
試合は判定で終わるべきではありません。
ネットからのコメント
1、自分はむしろドネアを応援してましたが、やはり客観的に見ても6R以降は間違いなく全て堤が取ったと思う。115-113の綺麗な逆転負けというイメージ。5Rに何かアクシデントがあったのか、明らかに6Rからドネアの動きが悪くなってしまった。逆に1〜5Rは全てドネアが取っていたと思うけど、1〜2Rと5R目はどちらに入っててもおかしくなかった。なので堤寄りで見た場合、その辺も堤に入っていたなら117-111も確かにあり得るし、採点に問題は無いと思う。逆に試合を通して見た時、ひいき目に見てもドネアが勝ったとは思えなかったので、1人目が112-116でドネアに入れてたのはどういう計算なんだろうと思ったよ。ドネア妻は結構いつもジャッジに文句つけてるイメージあるから、ジャッジへのリスペクトが無いのがむしろドネア妻なんだよな。ドネア自体は手放しで尊敬できる素晴らしい選手なんだけども。。
2、ドネアのファイトだから見ましたし応援したが、正直判定の時は負けたと思いましたでもさ、43歳であの動きだぜ?時折り見せるショートアッパーはロマンがあったしフックも衰え知らずだった今日は負けたけどまだまだ出来る、まだまだ見たい選手だった次も応援します
3、確かに111-117には苦言を言いたくなるだろうましてやあのカミさんならでも逆に112-116も違うかなしかもこのジャッジは7Rドネアにつけてるこれは理解できない113-115これが殆どの人が納得いく採点自分もそうだったそして115は堤ドネアもこの結果はやむ得ないと思ってるよしかし堤よ、、頼むからもう少し打たれないで勝ってくれ身体へのダメージはどんどん蓄積されるいずれそれが一気に押し寄せてくるぞ現役引退後にまだ長い人生がある心配でしょうが無いよ
4、この試合の前の高見選手の試合もそうだったけれど、拮抗した試合のスプリットデシジョンで、こういうパターンで判定が割れるケースが非常に多い。二人のジャッジが僅差でそれぞれ別の選手につけ、最後の一人は何故か大差で片方を推す。採点基準が存在し、同じ試合を見てるはずのに、何故これだけ採点に差が出るのか。こういう判定はもうずっと前から繰り返されて、その時は選手やメディアから問題視されたりするけれど、結局ほぼ放置されてまた同じことを繰り返す。現行のラウンドマストシステムも、こうした試合の見た目の印象と実際に出た判定の乖離を生む要因のひとつになっていると思うので、個人的には、差がほとんどつけようがないのなら10-10でいいんじゃないかと思っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d14f60b39cff9b98f1666517bdea54ac7b996335,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]