事件概要
7月27日夜、堺市の「臨海ホテル石津店」に宿泊していた愛知県や福井県の高校生22人が、夕食後に体調不良を訴え、病院に搬送されました。高校生たちはバイキング形式の夕食を食べた後、嘔吐や下痢、腹痛を発症。堺市保健所の調査の結果、食中毒の原因は「黄色ブドウ球菌」と断定されました。
調査によると、患者のうち14の検体から黄色ブドウ球菌が検出され、重症者は確認されていません。食事はホテル1階の飲食店「OKAIRINa菜」で提供された料理に共通していたため、食事が原因とされました。堺市は同店に対し、7月1日から2日間の営業停止を命じました。
コメント
今回の事件が示すのは、飲食業界における衛生管理の甘さです。仮に大量の食材を提供することがあったとしても、食材や調理過程での衛生チェックが徹底されていれば、このような事態は防げたはずです。問題の根本は、飲食店側の管理体制の不十分さ、特に食材の保存や調理環境が適切でなかったことにあります。まず、食品の衛生状態を管理するための徹底した教育と監視が求められます。次に、食材ごとの温度管理と消費期限の確認が必須です。
さらに、食事提供前の最終チェックを義務付け、万が一の事態には速やかな対応を行う体制を確立するべきです。このような管理を怠った結果として、最も影響を受けるのは利用者であり、その命や健康が守られるべきです。
ネットからのコメント
1、スマホをトイレに持ち込む人が多くその人が手を洗わないことで菌をひろめると聞いたことがあります。食材提供者ももちろん気を付けるべきだとは思いますが、「手洗いの徹底」は本当にいつでもどこでもしっかりするべきだと思っています。
2、昔学校での調理実習の際は、手を見せて爪の長さや怪我をしていないか、チェックされていた。きちんと出来ていないとやり直しさせられていたが、今は飲食業でもそこまでやらなくなってるよね。信じられないんだけどさ。
3、あるパン屋(有名店)で夜の閉店前に行くと、紫の手袋をして掃除していました。おかずパンをレジに持って行くとその手袋はめて、パンを触ろうとしたので、注意したらえ?なんであかんの?みたいなリアクションされました。多分バイト。わかってると思う常識でもちゃんと指導しないとあかんよね。
って関係ない話やけど。
4、黄色ブドウ球菌は手指のキズからというのが一般的に知られていますが、鼻の穴、耳の穴、目ヤニにもいます。最近はコロナの時より衛生観念が薄れて来てるし、マスクしてれば、手袋してればと安心しているが、それらが汚れていたり、その手袋の手で鼻いじったり、髪の毛触ったり、自分が何気ななくしている行動がどれほど汚いか今一度講習でも開いて勉強してほしい。保健所は原因と処分だけでなく、厳しく衛生管理を教えるべきだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7335dd75868b9e1e178a4adf96e0d99e551185d5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]