2025年1月、総務省が発表した「人口動態調査」によれば、日本の人口は前年から約55万人減少し、約1億2433万人となった。その中で、日本人は約91万人減少し、過去最大の減少幅を記録。一方、外国人の人口は約35万人増加し、過去最多となっている。少子高齢化の影響で、外国人労働者は日本社会において重要な役割を果たしており、特に物流と旅客業界での人手不足が深刻である。
政府は外国人の物流・タクシー・バス運転手の雇用を推進するため、特定技能の在留資格を拡大。しかし、日本語のコミュニケーション能力や安全面での不安から、外国人雇用を進める企業は少ない。外国人運転手の安全教育の負担増や高い事故率がこれをさらに困難にしている。
この問題は長年の日本社会の労働力不足と制度設計の無頓着さが原因だ。外国人労働者の雇用を進める一方で、肝心の日本語能力基準や安全教育の適正化には手を付けていないのが現状。外国人ドライバーは日本の交通ルールを十分に理解しないまま業務につくことがあり、安全性が大いに懸念される。また、労働条件が不利な中で人手不足は解消されず、企業は安全と雇用促進の板挟みで苦しんでいる。これを解決するためには、1) 政府が外国人労働者向けの包括的な日本語教育プログラムを整備する、2) 外国人に対する安全教育の標準化と多言語対応を進める、3) 労働環境改善に向けた法改正を推進し、日本人ドライバーも含めた公平な雇用機会を提供する必要がある。
今、求められるのは机上の制度ではなく、現場の実態に即した政策の実行である。力強い行動なしに、魅力ある未来を築くことは難しい。
ネットからのコメント
1、外国人を安易に受け入れた結果が、全国各地で軋轢を生じさせ、参院選挙の結果「NO」が突きつけられています。この体制の維持発展よりも、まだ少子高齢化に伴う体制(多少なりとも不便は伴う)を国民は支持しているということです。経済活動は落ちるでしょうが、日本の安全神話回復、人口減少に伴う賃上げを期待してるということです。
2、そもそも日本語 読めない人が免許貰える意味が分からないそれなら私たち日本人のあの 国語の上級試験みたいなテストはなんなの?余りにも理不尽で 日本人ファーストと叫びたくなるのは こういうことなんです 政府や役人の考える浅知恵に壁壁しますもともとは 働き方改革や リベラル思想の労働者保護でこういう事態になっているんだから 先ずは実態に即した制度に見直すべき労働者保護や 綺麗ごとばかりでは社会は回らないのです
3、介護業界にも、外国人が増えているのだが、致命的な欠点があるんですよ外国人は、ほとんどの人が話せても書けないんですよつまり必要な書類が書けない、介護の業界では、書かなければいけない書類がたくさん有るので、それを日本人が担当する事になるのですが、「日本人は書類を書かなければいけないので、肉体労働は外国人の担当ね」と言えば、それこそ「差別だ」となるので、外国人介護職が多い現場では日本人に負担がかかっているのです。
では、給与で差をつければ、それも差別となってしまうので、受け入れろと政府が言うのなら、義務付けられている書類を減らせと言いたいですね
4、小規模零細事業主が多い業界が経営合理化と労働環境の改善に取り組むことができないだけです。事業許可の最低基準について自社雇用労働者(みなし規定なし)300人以上、保有車両も同数以上とでもすれば、相当変わりますよ。『少子高齢化の進行により日本の労働力不足が深刻化している今~コンビニや飲食店、介護の現場などでも働く外国人を見かけることが増えた。今や、外国人労働者なしには社会の維持が難しい』つまり、介護は別として、機械化による効率性向上が高くない業界や設備投資できる体力が無い、多数の個人や小規模零細が大手にぶら下がっている又は過剰出店でサービスが重複する業界でしょう。人手不足ではなく、労働力の集約による有効活用を妨げている状態が問題なんです。美容業界なんかもそうです。『バカが作った制度。うまくいかない』その通り。運転免許もっていれば誰でもできる仕事としか捉えていないのです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/199160a335d4849bd7db18bf648823d9c5a82454,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]