福岡市の市立小学校で、主菜の唐揚げが1個だけという給食メニューが批判を受けた。多くの保護者から「育ち盛りの子供には不十分」との意見が寄せられたが、栄養的には必要な要素を満たしており、市教育委員会は見た目の問題だと述べた。改善策について市内の給食問題に取り組む委員会が設立され、学校給食を美しくかつ実用的にする方向で議論が進められている。
しかし、人手不足や設備の老朽化、さらには物価高が問題解決を難しくしている。教育委員会は情報発信を進めつつ、来年度以降の改善を目指している。
給食の内容が問題になった福岡市の状況は、教育制度と地域社会の調和の欠如を露呈しています。見た目の改善を求める意見が100件も集まる一方で、市教委は栄養の基準を満たしていると主張していますが、現実の問題はその背後に潜んでいます。第一に、人手不足と過酷な作業環境を改善するための給食調理員の待遇向上が急務です。第二に、調理設備の老朽化を解消し、最新の機材を各学校に配備することが求められます。第三に、物価高によるコスト増加を公費支援でカバーし、質の向上につなげる必要があります。給食は教育の一環として非常に重要であり、見た目も栄養も両立した制度作りが求められています。
子供たちの未来を育むこの制度が、あらゆる観点から見直され改善されることが望まれます。
ネットからのコメント
1、みなさんわかってください。写真に挙げられている給食はたまたまそのように見えるものが挙げられただけで、他の給食はとても200円台とは思えないほど充実しています。7月には和牛も提供されました。また、給食室の先生方は毎日40℃を超える環境の中で数百人分の給食を作ってくださってます。栄養教諭の先生は給食室の先生が倒れないように、釜に火を入れるタイミングまで綿密に考えてくださっています。数十人はいるアレルギーの子どもへの対応も一人でされています。給食無償化より、給食室の先生方の働き方改善が先ではないでしょうか?また、このような一面的なニュースに振り回されてそれらしい意見を述べている方、現場をもう少し知ってからにしましょう。
給食に関わっている方々はこのニュースに本当に憤慨しています。
2、一食243円でご飯が食べれるなら、文句言うのもどうかと。そんな事言ってると、もう予算も人手も足りないので、給食はやめます。ご家庭でお弁当なり準備して下さいとなったらどうしよう。先日のウズラの卵問題もあるし。困るなぁ。朝からご飯作ってお弁当までは大変だな。しかも高校までとすれば12年か。子供3人とすれば更に長く数も3倍。給食って凄く助かってるな。
3、記事にある通り、調理の現場は疲弊している。人手不足、募集しても集まらない、過酷な環境、物価高騰、その中でぎりぎりやり繰りしているのが現状です。これについて、文句を言っても変わらない。あと、記事は一面だけ捉えているに過ぎない。現場は日夜、工夫と努力を怠っていない。給食があるだけでも感謝しなければならないと思います。それでも文句を付けるなら、ご家庭で弁当を持参するしかない。一方で、日本での食料廃棄物は、未だに高止まりしている。フードロス削減の取り組みは広がってきているが、これを給食の充実に広げる事ができる仕組みはないだろうかと思います。
4、唐揚げ1個の給食を食べていた世代です。1個だから少ないと思われますが、お肉そのものが大きく1個と他の献立でかなり満腹でした。牛乳もありますしこれ以上増えると完食が難しいと思います。そして唐揚げは人気メニューだったので無くなると子ども達も悲しいと思います。もし小さいサイズで複数個だと大釜ですぐ火が通り焦げたり固くなったりしてしうのではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/689adc0a872f44ee4fc17882acf1a4a3802685dd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]