事件概要:自民党は、派閥の裏金事件で党員資格停止1年の処分を受けた下村博文元文部科学相を、次期衆院選の東京11区支部長に選任した。この選任に対し、SNSでは厳しい反応が相次ぎ、国民からは「国民をなめるな」や「自民離れを引き起こしている」などの声が殺到した。下村氏は昨秋の衆院選で無所属として立候補し落選したが、処分期間が今年4月に満了。
5月には参考人招致され、政治資金パーティー収入のキックバック再開について否定した。国民の間で裏金事件への不信感は根強く、再発防止策が進まないことへの批判も強い。
コメント:この動きは、政治家としての責任感と倫理観が欠如していることを明確に示している。裏金事件に関して未だに真相解明や再発防止策が講じられていない中で、処分を受けた議員が再び党内で重要な役割を担うことに、多くの国民が強い不信感を抱くのは当然だ。この事態は、ただのスキャンダルにとどまらず、政治の信頼を根本から揺るがす重大な問題である。自民党は、このような状況を放置し、改善策を講じないままでいることが、党への信頼をさらに損なう結果につながっている。
解決策として、まず第一に、再発防止に向けた具体的な行動計画を公表すべきだ。第二に、すべての関係者に対する徹底的な調査と処分を行い、透明性を確保することが必要だ。
そして第三に、党の倫理基準を厳格に見直し、再発防止に向けた教育を強化すべきだ。こうした改革なしに、党内での倫理的腐敗は永遠に続くことになるだろう。この状況を放置することが、政治的な死を招くことを自民党は真剣に考えるべきだ。
ネットからのコメント
1、自民党の改革、総理交代の前にまずは裏金議員全員の辞職じゃないだろうか。それは秘書が勝手にやった事の責任も負って欲しい。秘書のやらかしすらきちんと把握出来なかった訳だからね。その後で総理総裁をどうするか、は話し合って欲しいけどね。単なる派閥同士の引き下ろしで、結果的にまた裏金議員が戻って来るなら意味がない。
2、世耕さんと違い党員資格を停止という甘い処分しただけで離党勧告をし離党させたわけでもないからね後任が見つかって支部長にしているならけしからんともなるが空席に充てれるわけもなく支部長に復帰も仕方ない問えば仕方ないのよねもし公認されたとしても選挙民ももう一度下村さんにノーを突き付ければいいだけで選挙民の良識が試されるというだけなのよね
3、今回の参議院選挙で自民が負けた原因の一つは、これらの裏金議員の影響ですよ。
国民なら所得税法違反となるところを、「解釈を誤ってました。修正申告します。」で逃げたことです。自民党も石破総理への責任追及をするならば、これら裏金議員を復党させてはダメでしょ!これでは自民党も落ちて行くしかないですよ。
4、>昨秋の衆院選では党公認を得られず、東京11区から無所属で立候補し、落選したこういう人を支部長に選ばざるを得ないとか、自民の人材不足は思っている以上に深刻だと見える。いくら公認されなかったからといって、閣僚経験者が当選できないということはつまり、それほどまでに国民は裏金問題に怒りを覚えているということ。なのに簡単に復帰させるとか、やはり国民をなめているとしか思えない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/54d9a624400895f5ad18273b60e6bb7c28eb6a10,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]