事件概要:2025年7月29日、兵庫県知事・斎藤元彦氏の定例記者会見で、時事通信の女性記者が個人的な不満を訴え、波紋を呼んだ。記者は、県政担当を外される原因が自らの質問に対するクレームやネットでの炎上にあり、斎藤知事がその状況を放置していると主張。記者は会見の場で「知事が震源地」「状況を変えられるのは知事だけ」と語り、知事の風通しの良い職場作りに疑問を呈した。
この発言は、ジャーナリズムにおける基本的な規律を逸脱し、批判を浴びた。
コメント:この事態は、ジャーナリズムにおける深刻な倫理的問題を浮き彫りにしている。記者会見は、知事に対する県民の代表的な質問の場であり、公的な場での行動は常に冷静かつ客観的でなければならない。しかし、今回の女性記者は個人的な不満を公的な場で表明し、ジャーナリズムの根本的な役割である公益の追求を放棄した。記者自身の行動が引き起こした反応に責任を負わず、知事にその責任を転嫁する姿勢は、職業倫理の欠如を象徴している。ジャーナリズムに求められる冷徹な分析と、感情を抑えた報道姿勢が崩れた瞬間であり、これは公器を私物化する危険な兆候だ。記者の感情的な行動は、ジャーナリズムの信頼性と品位を損なうものであり、今後の報道活動において深刻な教訓となるべきだ。
ネットからのコメント
1、ジャーナリストの多くは自分達が一般の人々をメディアを利用して恣意的に導く事が正しい仕事だと勘違いしている人が多いと思っている。正しく事実のみを報じることに徹するべきだ。ジャーナリストが取材してメディアによって報じられた事実のみをどう判断して何をすべきかは受け取る側が自身の責任において考えることが全てであって一般人を馬鹿にしているとしか思えない報道内容が多過ぎる。
2、この女性記者の発言を巡る幾つかの報道記事を読んだが、この記事のこんな当たり前で真っ当なことを書いていた記事を他では見たことがない。至極当たり前の評価をしているのだが、それが異色に思えるほど、他社の記事は女性記者を擁護する論調ばかりだった。大半のマスメディアの腐った現状がよく現れた事案だったと思う。そんな中で、こんな真っ当な意見を開示して頂いたのは、まだ良心が残っている方々もいるということでホッと安堵した。
3、兵庫県民ですがまともなことを言ってる記事が皆無なので、この記事を読んで驚愕しています。そのくらい偏向報道が甚だしいです。
昔は報道内容を鵜呑みにするしかなかった時代だったのだと思いますが、今はネットのお陰でどこの記者が何を聞いたかまで判る時代で、どれだけ酷い会見が毎週のように繰り返されていて、マスコミがその一部の偏った視点で切り貼りして利用している事くらいきちんと調べたり見ている人からすると手に取るように判る時代になって、あまりにも酷い内容だと記者に批判が行く時代になっただけの事です。
4、新聞労連までもが暴走し始めた最中ら、至極まともな見解が出てきてくれた。記事中にもある通り、住民監査請求をネットの嫌がらせと称し県民を愚弄したのが印象に強いですが、その前の会見でも、社名こそ名乗れど自身は名乗らずに質問を始めたり、会見の終わりを無視して知事を呼び止めそこにフリーが乗っかり会見時間不当に引き延ばしたりという行動もあった。県政記者クラブの一員としてルール節度が欠如した行動が見られ、時事通信社の判断で配置を変えたのだろうと思います。兵庫県でなくてもこんな記者が来て好き勝手喋ってたら問題になりますし、斎藤知事は何も関係ない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f50afc934ee2f2b561afc682dabde39a1cfccb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]