柔道女子の角田夏実選手が10月9日に自身のインスタグラムを更新し、引退報道について言及しました。彼女は会社や監督と相談を重ねているものの、最終的な決断にはまだ至っていないと述べています。角田選手はこれまで応援してくれたファンに直接状況を説明したかったものの、報道が先行してしまい、異なる形で情報が拡散されたことを残念に思っているとコメントしています。

最終的な決断が固まった際には、公式の場で自身の言葉で説明する意向を表明しました。

角田夏実選手が自身の引退報道に戸惑いを表明する場面は、彼女の誠実さとプロ意識を感じさせます。競技人生において大きな決断を下すことは非常に難しいことですし、報道が先行してしまった状況も含めて、彼女の心情は少なからず混乱していることでしょう。引退という選択は個人の人生や価値観に深く関わるものであり、しっかりと考え抜いたうえで選ぶべきものです。公共の場でのコメントは慎重さが求められる一方で、報道に先を越されたことは残念なことです。角田選手がどの道を選ぶにせよ、ファンが彼女の決断を温かく見守り続けることで、彼女も安心して次のステップに進むことができるでしょう。彼女の競技人生を支え続けた皆さんへの感謝の気持ちを大切にしながら、前向きに決断を下していくことを期待しています。

ネットからのコメント

1、報道機関がスクープを狙う姿勢自体を否定するつもりは全く無いが、こういう選手の進退とか企業の人事と言った「いずれ明らかになること」を先んじて報じようとすることにはほとんど意味がないと思っている。その労力は、ぜひ、報道されなければ闇に葬り去られてしまうであろう「隠された悪事」の究明の方に振り向けて欲しい

2、所属先と全柔連の間で“角田の今後”をめぐる協議がずっと続いていて、どこも正式合意前に情報を出したくない状況のようだったが、某社の記者が内部情報を一部聞きつけ、「引退で固まった」と打ってしまったのが今回の騒動の発端。柔道界は他競技よりも“発表の順番”にうるさく、まず本人→所属→連盟→報道、という段取りが強く尊重される世界。だからこそ、本人が「言葉になり切れていない想いが拡散して残念」と書くのも無理はありません。完全に順番が崩された形です。正直、角田の去就はまだ揺れていて、引退を踏みとどまらせようとする関係者もいるとか。世界女王の経験者を、このまま静かに手放すほど甘い世界ではありません。

今回の“フライング報道”は、むしろ周囲の説得を加速させてしまう可能性すらあります。いずれにせよ、正式決断はまだ。「結論ありき」では語れない段階だろう。

3、ご本人も続行か引退か相当葛藤している段階で先に報道が出てしまっているのは残念ですね。遅咲きで世界の頂点を取った苦しみやもどかしさもあるでしょうし、今後どうするかはご本人が納得して自身の口で発するまでは他者は待っているのが賢明かと思います。

4、こういう先走り報道は残念ですね。本当に角田選手が思い悩んでいるならこの先走り報道が変な影響をしなければと思います。誰がリークしたのか、報道する側も本人に確認了解を取ったのか、協会は調査しても良いのでは。